峨眉山の南端の崖上に到着すると、素晴らしい景色が広がっていました。下見時はひどい風雨だったため逃げるようにこの崖上から退散しました。しかし、今回は休憩する前に絶景を堪能しました。象鼻ヶ崎と周防灘が一望できて最高です。真っ青な海に、緑の島に、紺碧の空です。立ったまま周りの絶景を皆さんと楽しんだ後、崖上にあったテーブルにリュックを広げて椅子に座りお昼休憩としました。
峨眉山南端の崖上から見下ろした像鼻ヶ崎
峨眉山の中ではここが一番景色が良いと思います。峨眉山の最高峰は、木が茂っており北側しか眺望がありません。また、フィッシングパークからの尾根道にも景色が良い場所がいくつかあります。しかし、この崖に勝る場所はありません。しかも、景色を楽しめるようにテーブルや椅子が設置されています。今回の史跡巡りに参加した方は、気分さわやかラッキーだったと思います。
皇座山や長島方面 牛島が目の前に 祝島の向こうに九州
祝日でしたので、家族連れが次々にこの崖にやってきました。やはり、雄大な景色に感嘆していました。30分位この崖で昼食をとりながら休憩したでしょうか。その後、8人位の若い家族連れに席を譲りました。田布施や平生など街の中はお年寄りの姿ばかりが目立ちますが、今回はヤングのパパママそして子供達が目立ちました。30年位前の私も、子供達を連れては各地の名勝に行ったものでした。
周りの景色を見ながら崖上で昼食 休憩が終わると崖を下りる
私が子供の頃の室積の一番思い出は、普賢寺のお祭りでしょうか。小さかった私は、人々の脚の林の中を歩いたように思います。そして、お店の前に出ると空間が開けました。私のお気に入りのお店は陸生ヤドカリのお店でした。南の国からやってきた石や枝に登るヤドカリです。小さなヤシガニだったのでしょうか。買ったそのヤドカリを水槽で飼っていました。今、そんなお店はないでしょうね。そもそも昔のように賑わっているのでしょうか。
杵崎神社のお祭りも楽しかったように記憶しています。人々が取り囲んで見た相撲大会をかすかに覚えています。数年前に行った杵崎神社、相撲場や観客場には草が生えていました。残念ながら杵崎神社のお祭りはもう無いのでしょうね。
今回巡った峨眉山や海商通り周辺の史跡