東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

開館が迫った田布施町郷土館、國木田独歩生誕150年展準備で大忙し!

2021年09月25日 | 歴史探訪他ウォーキング

 28日から田布施町郷土館は開館の予定です。とは言え、県外からのお客様は入館できません。その他、いろいろな制限はありますが、10月1日からの国木田独歩生誕150年記念展示会は予定通り開催できそうです。準備している私としては、やれやれひと安心です。
 しかし、展示する写真,書籍,手紙などが予想より多くなりました。そのため、今てんやわんやです。それに、独歩が生まれてから亡くなるまでの明治時代40年間の年譜も展示します。この年譜には田布施の出来事も記載しているため数mの長さになります。全体として、国木田独歩の田布施での関わりが分かるように工夫しました。なんせ初めての企画ですので、何度も掲示位置を変えたり説明文を変えたりしました。久しぶりに準備に疲れています。

          準備中の国木田独歩生誕150年記念展示会


 一番工夫しているのは、独歩が行った田布施の場所,関わった人,書いた小説や手紙などを、どう関連付けて解説するかです。最初は、大きめの地図から関連する詳細説明まで紐を張っていましたが、蜘蛛の糸みたいで見苦しいことに気が付きました。そのため、今は地図上の場所に番号付けして、その番号順に解説するように変更しました。私は学芸員ではないため、歴史のビジュアルな解説方法は素人です。ですが、素人なりに分かりやすく解説しようと思います。

   古地図の場所に番号付け        独歩が小説を発表した雑誌
 

 独歩は亡くなるまでにたくさんの小説を書いています。なるべく多くの作品を展示しました。我家にも国木田独歩の小説がありましたので、持参して展示しました。また、國木田独歩が田布施の子供達と親しく交流していました。その子供達は小説や手紙によく登場します。その子供達の小学校での成績表も展示します。さらに、当時の子供達が学んだであろう明治時代の教科書もたくさん展示します。

         明治時代の子供達が、学校で学んだ当時の教科書

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする