東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口産ウールを紡いで座布団を試作(4/14)

2022年02月22日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 その後、編機で座布団の表になる毛糸布を編みました。順調に編んでいると、最後5cm位残したところで突然毛糸が切れてしまいました。手紡ぎのために弱い箇所があり切れてしまったのしょう。切れたことに気が付いたのは、切れた箇所が編機から外れてしまい編めなくなったためです。修復の方法をまだよく知らないため、40cmの長さに編む予定のところを、35cmの長さで済ませることにしました。つまり、40cm x 40cmではなく、35cm x 35cmの座布団で済ませることにしました。

      ようやく編むことができた座布団(35 x 35cm)の表側


 もう一つ、間違えたことが明らかになりました。横幅を40cmに設定して編みましたが、編み上がって編機から取り外すと40cmから30cmに縮んでしまいました。友達に聞くと、縮みを考慮して編むのだそうです。つまり、40cmの横幅にしたければ52cm(40cm x 1.3 )で編めば良かったのだとか。もう編んでしまったので、30cmを35cmに引き伸ばして座布団にしようと思います。織りはそれほど縮みませんが、編みがこれほど縮むとは思いませんでした。

毛糸玉から毛糸を引出す    20cm位編み進む    30cm位編み進む
  

 編み終わった毛糸布を取りだすと、末端がほつれないように末端処理として針を使ってほつれ止めの編込みをしました。その後、低温にセットしたアイロンとスプレーで伸ばしました。一種のスチームアイロン処理です。その結果、はからずも35cm x30cmの毛糸布が完成しました。今後は、再度毛糸を手紡ぎして,藍染めして,編んで,座布団の裏にする毛糸布を作ろうと思います。なかなか座布団完成までに至りませんが、空いた時間を利用しながら完成に近づけようと思います。

 末端処理:ほつれ止め用の編み込み     完成した35cm x30cmの毛糸布 
 

コメント
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