東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

寒い冬は焚火で暖をとる

2022年01月05日 | ふるさと

 山の下草刈りや畑の残渣を片付けると、燃やすものが増えます。ゴミに出してもよいのですが、焚火にして焼けば灰となり肥料の一部になります。今回は枯れた竹を主に燃やしました。伐採した幹などは火持ちしますまが、竹はすぐに燃え尽きてしまいます。そして、枯れて日が浅い竹は火で爆裂することがあります。そのため、火で燃やす前にドリルで各節ごと穴を開けておきます。今年はたくさんの枯れた木々や残渣が出そうです。3月末までには燃やし尽くそうと思います。

          枯れた竹を主に燃やしながら暖をとる


 私が子供の頃ですが、小学4年生の時から毎日の風呂焚きが仕事でした。晴れの日も雨の日も風呂焚きでした。風呂焚きする前準備として前日の風呂水を流しました。流し終わると、たわしで綺麗に掃除しました。その掃除が終わると井戸水を汲んでお風呂に入れていました。最初はバケツで水を入れていましたが、じきに手押しポンプになり、次にモーターで動かすポンプで水を入れるようになりました。
 この頃(昭和30年代)からすごい勢いで家庭が電化されるようになりました。洗濯機、冷蔵庫、そしてテレビなどです。農業も、牛から耕運機へ、さらにトラクターへと、また三輪のミゼットも加わり、農作業の機械化がどんどん進みました。中学生の時には自家用車も加わりました。あれだけ毎日時間を費やした風呂焚きは、今や電気でスイッチポンです。座って暖かい焚火の炎を見つめていると、刻々と変わってきた時代の変化を思い出します。

   不要な段ボールも燃やす         19時には火を消す
 


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