すぷりんぐぶろぐ

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風に吹かれて、風を起こそう

2007年09月12日 | 教育ノート
 台風が近づいてきている日の朝だったが、通常と変わらない対応で通した。車で送られてくる子も確かに多かったが、いつも通り集団登校で歩いてきたグループもいた。
 時折傘が吹き飛ばされそうになる風も吹いたり、横なぐりの雨も降ったりしたが、妙に大きな声で挨拶してくれる子もいた。強い風の合間に目を合わせた一年生の子の笑顔が、いつも以上に可愛かった。


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 風

 船の帆を表す「凡」と動物の「虫」が合わせられた字です。「鳳」(ほう)のもとの形と同じと考えられています。
 虫には竜などを表す意味があり、「かぜ」は神聖な竜の形をした神がおこすものという考えがあるようです。また、はためく帆のようにゆれ動いて動物に刺激を与えるかぜという解釈の仕方もあります。

 さて、先週末久しぶりにこの地方を直撃した台風。校門前のコスモスは倒れましたが、大きな被害がなくてほっとしています。
 自然の大きな力の前には小さい人間ですが、人もまた「風を起こす」ことはできます。この後ある様々な会や催しで、今までの学習を生かしながら、子供たちが新しい風を吹かせてくれることを期待する秋です。
(9/10)
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