すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

何かを身につける遠足

2010年05月29日 | 雑記帳
 木曜日は町陸上競技大会があり、朝の5時過ぎから夜の反省会?までフル稼働だったのでの疲れがちょっとたまってしまった。

 木曜日の学校ブログ↓
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 しかし昨日は2年生の遠足へ、楽しく引率させてもらった。

 金曜日の学校ブログ↓
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 自分の子供時代とは比較できないほど、子供一人ひとりの「お出かけ頻度」や「遠出体験」はあることだろう。
 しかし、それでも遠足は遠足であり、子供たちが楽しむ大きな体験であることは確かなようだ。何よりその笑顔の多さが物語っている。

 教室の仲間と一緒に出かける楽しみは、そこでの活動がどんなものであれ、心の中に刻まれる要素を大きくしている。だからこそ、精一杯心身を動かす設定、共同・協力できる設定などが求められているわけで、単なる見学という考え方からはだんだんと脱してきているのだろう。

 夢中になって遊んでいるときほど、ふだんは見えない関わり方が目に飛び込んでくることもあり、子供の言葉一つ一つに耳を傾けてみると実に面白い。

 また給食が当たり前の現在、お弁当の持つ意義深さも感ずることができる。そして多くの教師はその昼食場面が一つの児童理解を深める機会となっている。
 おにぎり一つとっても、そこに字を入れたりキャラクターの模様付けしたり…そういう姿もあれば、かけ離れた姿もまたある。

 何を汲み取り、どんな接し方が必要なのか、改めて考えさせられた。
 ほんのちょっとだけれど、遠くに出かけてまた戻ってくることで、子どもが何かを身につけたように、教師もまた何かを身につける。