すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

やはり頻度なのだと思う

2010年05月14日 | 雑記帳
 校内研修で冒頭の15分ほどをもらって、大型テレビ活用のレクチャーをした。
 そんなに詳しいわけでもないがとにかく誰かが先鞭をつけないと、なんだかこのまま宝の持ち腐れ状態になるのではと思ったからだ。

 年度当初に50型の大型テレビが4台入ったわけだが、ゴタゴタした時期だったので十分な検討もせず設置場所を決めたことを反省している。10学級に4台だったので特別教室等へと単純に考えてしまったのだ。
 これではどうしても担任から遠のく。偏ったとしても普通教室にして活用を始めていくべきだったのだろう。まあ悔やんでも仕方なく、レクチャーを受けて開始できると感触を持った人から、随時自教室へ移動させようということになった。

 レクチャーした中味は、初め「簡単活用」ということでSDカード、デジカメ、書画カメラを扱い、「本格活用」ではPCとつなげて、ソフト活用、自作のプレゼンテーション利用と流してみた。

 デジカメをつないだ「プログラム化された写真の利用」は、そういえばずいぶん前からやっている。15年ぐらいにはなるだろう。しかし、その時のテレビと比べたら大きさ、解像度など全然比べものにならないし、映像効果も大きくなっていることは間違いない事実だ。

 今ならばもちろんネット活用が一番メインになってくるのだろうが、まだ接続環境が全てに行きわたっているわけでもないので、ちょっと苦しい。
 書画カメラが中心であれば、それだけでも十分だし、取り掛かりとなっていくだろう。

 ただ慣れる時間もとれないのが実情だろうし、ある程度使える者がどんどんやって、お気軽感覚を持ってもらうしかないのだろうと思う。
 そういう意味では、他への働きかけと同時に自分自身がノルマを決めて使っていく、見せていくという気持ちで臨みたい。
 気持ちがまだ「仕掛け」的なとらえ方なので、このあたりの切り換えは、やはり頻度なのだと思う。