すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

新しいモノをおそれず取り込む

2013年04月08日 | 雑記帳
 ツラノカワハアツイダロウ…と言われそうだが、お肌は敏感で普通の安全カミソリなどでは、すぐ血がにじんでしまう。
 それで、まずシェーバー、しかもすべりをよくするローションなどが必要…ということで朝の時間を過ごしてきた。

 シェーバーはもっぱら、かのB社か、もしくはPa社製が多く、特に考えたこともなかった。
 先日、二年ぐらい使用したPa社が壊れたので、買わなくちゃいけないなあと思いながら、古い型のB社で間に合わせていた。

 休日に大型店へ出かけたとき、そろそろと思いながら、そのコーナーへ。
 その時にふと、いつだったか知り合いとシェーバー談義?をしたことを思い出した。

 「Ph社のシェーバーはちょっと変わっていますよ」

 という言葉を覚えている。
 件のコーナーに並べられている製品の数は多くなかったが、Ph社のものも3種類ほど置いてあった。

 確かに刃の形状がBやPaとは全く違っているんだ、と興味が湧いてひとつ手を出してみるかという気になり、中程度の価格のものを購入してみた。

 翌日、充電してからスイッチを入れると、まず音が小さいことに驚かされる。
 今までの音が一般的と思っていたが、これはメーカーの特徴なのか。
 こんなんで剃れるものかなあと思いつつ、肌に当ててみるとそれなりにいいではないか。

 刃のかたちが違うことと当然関係深いだろう。
 単純に考えれば、モーターの回転数が少なくとも剃れる構造になっているか、刃の構造が音をあまりたてないようになっているかのどちらかではないか。

 詳しいメカニズムはわからないが、少し静かな気持ちで鏡をのぞけるのは、精神衛生上よろしい。

 と、別にPh社のシェーバーの宣伝をしたいわけではなく、今までにないものに手を出してみて、その違いについて考えることは大事だというしごくまともな経験を記してみた。

 年々、変化を嫌う体質に染まっていくような気がする。
 個人だけでなく、所属するいくつかの集団にあっても、その傾向がある。
 簡単なのは人そのものを替えることだ。といってもそれで変化が確実という保証もない。

 とすれば、次の一手、より確実なのは何か違うモノを持ちこむことではないか。廃棄や引退、抹消の機会があったら逃さず、新しいモノをおそれずに取り上げてみることは、思考の幅が広がるはずだ。

 そこで、簡単に新しいことに慣れてしまわずに、どこが違うか、どう違うか、それは何故かを問う習慣をつけたい。

 今朝、鏡を見ながらそんなふうに考えこみ、思わずシェーバーをちょっとずらしたら、「痛っ」ということになってしまった。
 考えすぎも良くないね。