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数字で振り返って気休め

2014年02月26日 | 雑記帳
 あと2日で3月と思うと、少し心が浮き立つ。ここ数日は雪もちらつくが青い空も見えている。4年続きの豪雪と言っていい積雪量ではあるが、実際のところはどうなのだろう。学校報に載せているウィークリークイズのネタとして、天候を取り上げようと気象庁のデータを調べてみた。はたして豪雪だったのか。


 湯沢市のデータをみると、12月からの3ヶ月間で一番降雪量の多かった日は、12月14日。47cmの記録がある。その前々日から降り出し、その日の積雪量が81cm。ここからいわゆる「根雪」となっている。平坦部の観測データなので、山間部はおそらく倍はあるはずだ。しかしその辺りまでは当然と受け止めていた。


 そこから3週間以上降ったり止んだり、積雪量はそれほど変わらないままである。ところが1月11日に37cmの降雪があり、3日間続き、14日始業式の日に積雪量は144cmとなる。この時期はさすがに除雪が追い付かなかった。豪雪対策本部が設置される。その後10日間ほどは積雪量が140cm前後で推移している。



 1月下旬からは降雪が少なく積雪の高さが落ち着く。90cmをきったのが2月3日。「雪まつりのためには…」と雪乞いしている関係者もいた。4日からは10cm以上の降雪が続き、再び100cm越えの日が続く。そして先週金曜日に23cm降り、翌日には積雪は134cmとなる。2月下旬とはいえ、やはり雪は多い。


 と思いつつ、昨年のデータを調べたら同時期に1m越えの積雪量、なんと2月下旬からの降雪が長く続く。まだ安心できない。しかし今冬は東北というより、関東甲信越の雪被害の年と記憶されるだろう。予測や予想がある程度できても、人は自然の力に対抗できししない。できるのは数字で振り返るぐらい。気休めだ。