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桜と絵本と豆乳と

煌言1~人間の回復を願う

2016年01月01日 | 読書
☆教科書にあることをにぎやかには話し合わせれば授業になると考えていたのかもしれない。願いがないから、にぎやかであっても、人間そのものを根本から揺さぶることができない。一見、にぎやかないい授業に見えても、「人間の回復」にはつながらないのだ。
 東井義雄『いのちの根を育てる学力』(国土社)


 転任した学校で初めて教務主任を命ぜられたとき、F校長から週予定表に「ことば」を加えるように言われた。
 本や雑誌の引用でいいから…という一言に少し安心したが、これは正直結構きつかった。
 毎週それが続くことは、何かしらの読書や情報収集が必要なことだった。

 今なら難なくクリアできる、そんなことにも何かしらの出発点があり、多少の障壁を乗り越えてきた。