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煌言8~書き続ける意義

2016年01月10日 | 読書
☆「たより」を出し、「校長が書く」そのことが、すぐ子ども達に働くのか、と言われそうだ。が、そう単純に思ってはいない。――働き、運ばせるためには、やはり懸命に書かねばと思う。徒に説き、教えして、効を求めることを決して急いではならない。―――と考えている。
 飯沼 宏『村上小の「学校だより」抄』


 時々小文を載せる形で学校報を発行し続けた。
 ずいぶんと長い間関わってきたので、いつかそのふりかえりはするとして、残された期間の中でも書き続けることになろう。

 時代や形式は違っていても、要は「懸命に」書いてきたかということである。
 急いで「効を求める」ことはしなかったが、非力さは時々沁みた。
 けれど続けられたことは一応前向きであったと評価できるかもしれない。