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煌言14~学びに呼び込む存在

2016年01月19日 | 読書
☆伝達型というよりも非常に参加型の教育観というか、自分がまずのめり込んでいく中に人を呼び込んでいくというような教育観のような気がします。
 佐伯 胖『すぐれた授業とはなにか』(東京大学出版会)


 80年代の有田和正実践を取り上げた、東大の先生たちの討論の中の発言である。
 このような姿が醸し出す、一番のモデルになりやすいのは「いかに学ぶか」ということではなかろうか。

 授業が知識理解にとどまらず、「メタ・ラーニング」を身につける場として機能するのである。
 「アクティブ~」もいいけれど、まず教師が学びに呼び込む存在であろうとする意識が大事だ。