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煌言4~寛容さというレベル

2016年01月05日 | 読書
☆ひとつの欠点の指摘で、若者の可能性の芽を摘み取ってしまわない寛容さが、大きく言えば教育の未来を拓くのだと思います。子どもたちは多くの欠点には目をつぶっても、ひとつの良さに注目して自分の成長の糧とする天才です。
 副島 孝『「学び合う学び」と学校づくり』(PLANEXUS)


 欠点を指摘することは大事な指導の一つではあるが、その行為をもう一つ高いレベルで認知する必要がある。
 そうでないと、むやみに繰り返したり、否定的な感情を載せた言い方になったりする。
 それは、可能性の芽を弱らせ、時には摘み取ることに通ずる。

 芽を伸ばす力をつけるのが教師の役目。
 「糧」となる働きかけには、些細に見えるが忘れてはいけない原則がある。