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煌言17~正解は無限に

2016年01月27日 | 読書
☆正解は無限にある。学校などの教育現場は本来、社会の一般常識や秩序を教え込むものではない。仮にそうだとしても、ならばよけいに、
一、その常識や一般論や秩序を疑い、なぜかと追求し、
二、もしもを考えイメージし、
三、どうすればいいのか、もっと良くなるのかを考えていく
そうした場として機能していかなくてはならない。未常識や異常識があっていいのだ。

 宮川俊彦『桃太郎はいじめられっ子?』(草土文化)


 一つの問いから、いかに「無限」に近い回答を引き出せるかは、もしかしたら教師の力量そのものなのかもしれない。
 一般常識や秩序の価値をより深い位置で認めるためにも、もっと幅のある発想で子どもの思いや考えを引き出す。
 そういう視点の多様性を心がけていいのではないか。

 固く、細くなって、血管詰まりを起こすようでは大変だ。必要なのは弾力性。