すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

年末年始、棒のごとき風景

2016年01月04日 | 雑記帳
 終業式後の忘年会ではとことん酔ってしまい、また翌日のダメージが酷く、立ち直りに時間がかかった。その間に今までの少なさを挽回するような降雪が続いた。「雪の降らない心配をする必要はない」をまさに実感しながら、少しずつ年末の片づけモードに入る。取りかかりは、机や書棚に散らしてあるCD整理から。


 今年はさほど購入しなかったが、ずいぶん溜まったなあ、PC保存を計画的にしなくてはなあと思いつつ、いつも手をかけられないでいる。本や雑誌もまったくその通りで、単なる場所の移動に終わる。もちろん今後を意識していくらか段ボール詰めをしたが、まだまだ1割程度か。年末のいつもの風景と自嘲する。


 大晦日は穏やかな天気。PCや携帯で新年会の連絡、期限付きポイント処理など。友人のご母堂逝去の知らせあり。その後しばし今年のふりかえり。仕事面では周囲の方々に感謝するばかり。私的には大きな出来事の連続であった。台所では、家人が娘二人へおせちの作り方を伝授している。時はこうして流れていく。


 元旦もいつものように近所の社に初詣後、年賀状整理。午後から少しのんびりし、夕刻から恒例の実家新年会。ここも世代交代が近い。姪の長男の一挙一動に一家の眼差しが注がれ、老いた母も顔を和らげる。年末からの飲み続けなので控えようと思ったが、評判の高い生酒の初しぼりや焼酎などを煽ってしまい、反省。


 だらりと8時から駅伝を見続けるのも、いつもの1月2日。「ハッピー大作戦」の言葉通りの青学快走。ドラマ性が少ないので、実況アナウンサーが無理矢理に物語を作り上げているような印象だ。午後からは恒例の書初め。今年の一字を「改」と決めた。4月になれば自ずと迫られるが、前向きに過ごして締め括りたい。


 3日「山下り」でも波乱は起きなかった。勝負は見えたと思いつつ、学校の体育館へ。剣道スポ少が稽古初めをしている。卒業生である中学校剣道部も参加して気合の入った練習、試合をしていた。剣道の「一本」はクリーンヒットということか、と今さらに気づく。快心の一本を決められたらいいなと密かに想う。