すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

煌言12~創意と冒険に踏みこむ

2016年01月16日 | 読書
☆授業は毎日のことです。その毎日を、地道に、けれん味なく、そして、他方、創意と冒険に踏みこんでいく。この矛盾した、歩幅と歩調が、わたしたちの国語教室で統合されるとき、子どものことばと、心の成長が産み出されてくるのだと思います。
 青木幹勇『いい授業の条件』(国土社)


 「矛盾した、歩幅と歩調」はある意味で、実践者の象徴と言えるかもしれない。
 そのための「創意と冒険」を、どのレベルで発揮できるかは環境によって異なるだろう。

 しかし、小さくとも、限定されても、どこかでそれらが組み込まれている毎日があれば、そのゆらぎが子どもの育ちに働きかけるのは間違いないし、それなしに充実感も生まれない。