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煌言35~学びの体幹づくり

2016年03月06日 | 読書
☆私の実践の基本的な考え方として、「学習能力を上げる」というのがあります。世間では「学力を上げろ」「学力向上」とよく言われますが、「学習能力を上げる」とは誰も言っていません。学習能力を上げてから、学力を伸ばすことができるのです。 杉渕鉄良『子どもが授業に集中する魔法のワザ!』(学陽書房)


 「学習能力」が高い子どもとは、集中力があり理解に優れ、様々なことに適応していけるといった姿を表しているか。
 当然ながら、意欲がその根底にある。

 少し連想していくと、例えば「体幹を鍛える」といったイメージが湧いてくる。
 その意味では、やはり基礎的なトレーニングを、いかに持続させるかが鍵である。
 興味づけ、励まし、伸びを実感させ、成果を共有する喜びに浸らせる。

 熱くなれる要素を持つことが、学びの体幹づくりだ。