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プル的な広報を目指して②

2016年03月29日 | 教育ノート
 転任した隣市は情報漏洩の問題発生などもあり、ずいぶんセキュリティが厳しかった。ブログ形式発信も認められなかった。そこで5,6年も更新されなかったホームページを刷新し、継続した。新ソフトを使ってサイトも一新し、スマホ対応にした点も懐かしい。このページは今もある。残念ながら更新は滞っている。


 そして現任校。ここでは堪能な先生もいてある程度ホームページ更新もあったようだ。しかし現実の忙しさで「充実」を語るには気が引けた。そこで、再び自身によるブログチャレンジである。趣旨説明後、満を持して初年度二学期から開始し、約1年半継続した。授業日全更新は無理だったが95%程度はクリアした。


 アクセス数はカウンターによると28337が最終。当然、教員も訪問するだろうし、単純にその評価はできないが、ここでも見てくれる方は応援団になってくれた。もう少し組織的に、地区こぞってネットワークを築けば、それなりに面白い動きにつながると思うのだが、言い訳をすれば統合問題で手をつけられなかった。


 ブログ形式はオーナーである自分が去るときに処理している。可能性は低いが悪用される危険があり、責任が他に転嫁しないよう心がけた。この問題を考えると、いつも思うのは「悪意を持った攻撃」に対しては、デジタルもアナログも境はないという認識だ。ネットゆえの波及の怖さは認めるが、そこが核ではない。


 紙媒体と異なるデジタルの有利さを活かせたか、と問われたら、全く自己評価は低い。しかしそれは公的なことだけでなく、こんな駄文を記しているこのブログとて同様だ。ただ、できるだけ晒しておく、開示することの一種の明るさは、コミュニケーションの基ではないか。そんなふうに始めたので、括りもそれだ。