すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

誕生日を読み返してみる

2016年03月05日 | 雑記帳
 5年前、つまりあの震災の年の誕生日は土曜日だったことを思い出した。
 家人と出かけた記憶があるからだ。
 その中身ではなく、読書の記録を残していた。
 「こんな日に『苦役列車』」とは、なかなかのタイトルではないか。
 2011年3月5日(翌日アップ)


 4年前、ずいぶん段取りよく仕事を進めている月曜日だ。
 今年の進捗状況は心許ないが、まあ余裕綽々と解釈しよう。
 それにしても、タイトル「平凡で劇的な誕生日の物語」が示すように、衝撃的な展開の夕餉であった。
 2012年3月5日(翌日アップ)


 3年前、「新たな戦いの日の始まり」という題からは何事かと思わせる。
 しかし、例の天敵の季節ということだった。
 天気がよくなることを素直に喜べない身体が悲しい。
 前任校のホームページの記録を懐かしく見た。
 こんな形で残してきたが、いずれも放置されていたり、消滅してしまったり…
 2013年3月5日


 2年前、なんとなく仕事師といったイメージで書いている。
 まあこの時期は、誰でもこの程度はいそがしいのだけれど。
 「平凡な一日の仕事日記」と題したが、年度末の締めくくりを控えている緊張の雰囲気が出ているなあと思った。
 あの道徳の帯単元は結構楽しかった。
 2014年3月5日


 去年、悲哀めいた心情が流れているのは、さすがに寄る年波か。
 また、「めでたくもないが」と書いている一種の「めでたさ」も感じる。
 いずれ「カラフルな傘を見つめる一日」と題した日から一年が過ぎ、確かにあまりに「カラフルな傘を見つめ」てきた日々だったな、と今思っている。
 2015年3月5日