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煌言41~自尊感情のモニター

2016年03月15日 | 読書
☆まず現場教師である以上、子どもの学力に対して責任がある。しかし学力を上げるためには「自尊感情の向上」が不可欠である。(中略)「自分の授業に対する子どもたちの満足度」を常にモニターする努力が必要だろう。
 上條晴夫『子どものやる気と集中力を引き出す授業30のコツ』(学事出版)


 授業の評価を子どもたちに訊いた経験はあるのだが、満足度をモニターする意識はそんなになかったことを反省する。

 今、この文章に触れて、何のためのモニターかと考えると「自尊感情」を見るためということになる。
 つまり、子どもが自分で「賢くなった」「自信が持てた」「興味が湧いた」などといった点について感じられる部分を探してみるということだ。

 それらの焦点化が、次の授業づくりの骨子となっていく。