すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

スシ・マメ・アンコ・アマエッコ

2017年02月04日 | 雑記帳
 「恵方巻」はどれほどの家庭で実行されたものか。飽食の時代とはいえ、反面食生活の貧しさや個別化も指摘され、その意味で食のイベント化が悪いとは言い切れない。巻き寿司には華やかさ、賑やかさもある。しかし、コンビニ店員のノルマはきついと聞いた。恵方巻を言い出したのが某コンビニと聞くと複雑だ。


 少し恥ずかしい話だが、一方の豆まきはひどく簡便化、合理化してしまった。昔は確かに大豆を煎ったものを蒔いていた。いつのまにかピーナッツになり、それが長く続いて、今は「で〇六豆」ですよ。「パッケージ化された伝統文化」の象徴か…と言いつつ、反省するふりをしたが、実は「で〇六豆」大好きなんです。



 映画『あん』がBSで放送された。昨年末に増田で上映会があったときは、用事があり行けずじまいだった。文句なく佳品。原作に忠実な場面もそうでない所も河瀨直美監督の手腕なのか、見事に印象付けられた。特に、樹木希林には脱帽だった。演技には違いないが演技を感じさせない表現は、まさに見事な「餡」だ。
 (原作感想メモ→囲いを越えた心で生きる


 甘酒ブーム?。某歌舞伎俳優の闘病中の妻が飲用している情報もあってか、テレビなどで見かける頻度が多い。昔は「アマエッコ」と呼びそれなりに親しんだ。先日、知り合いより自家製のものを頂戴した。直接飲むには大人になり過ぎたが、かなり活用バリエーションがあるようだ。日本の食文化はどこまでも広い。