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自由問答・壱

2017年02月17日 | 雑記帳
 「自由ってナンだろ」とまるで中学生でも考えそうなことだ。でもある意味自由の身?である今、そんなことをつらつらと考えるのもいいじゃないかと思い、キーボードを叩くままに、書き散らしてみたい。「少しずつ前進」というのが直近で得た「自由獲得方法」の箴言の一つ。あちこちに目を移しつつも一歩ずつ進む。



 まずは「自由」という言葉で思い浮かぶこと…自由民主党、吉田拓郎の唄、仕事をしていた頃の子どものやりとり、水泳の自由形、「自由と規律」という名著、「自由人」と書いた駄文…もちろん、まだまだある。政党はともかくまずは吉田拓郎から。高校生の自分がなんとなく自由の象徴に思えたフォークシンガーだ。


 大好きなアルバム「今はまだ人生を語らず」の中の一曲『知識』にこんな歌詞がある。

♪自由を語るな不自由な顔で
 君は若いと言うつもりかい
 年功序列は古いなどと
 かんばんばかりの知識人よ♪



 「不自由な顔」は何を物語っているか。拓郎は、世間に対すると同時に自分自身も揶揄していただろう。自由の反対語は不自由であるが、対義語となると、代表的なのは「束縛」「支配」になる。つまり、この唄は「自分が何に支配されているのか早く気づけ!このバカちんがあ(金八先生風)」という表現なのである。