すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

今日もデビューの日

2017年04月05日 | 雑記帳
 今日は「デビューの日」だそうな。その由来が、かの長嶋茂雄のプロ野球デビューにちなんでいることを初めて知った。一定の年齢以上だったら納得できるだろう。私とてライブでその場面を観ているわけではないが、4打席連続三振のスタートであったことが、劇的な野球人生の始まりを告げる象徴だったんだな。



 ここ数日気温も上がってきたせいか、花粉の飛散がひどい。毎年(花粉症デビューからもはや四半世紀近い)悩まされ、それなりに対策をしているのだが、抜本的な改善にはほど遠い。桜を観るときも十分注意しなくてはいけないことも辛い。齢を重ねると症状が和らぐと耳にしたこともあるが、ありゃあデマだな。


 去年の4月当初、このブログで「懐古録」と称して教職デビューからの数年間のことを8日も続けて書いていたので、ずいぶん余裕があったものだ。今年はある事情で少し忙しいこともあったが、心持ちも随分違う。時の流れとはまさしく川の流れのようにひと所に留まらないが、自分もちゃんと流されているんだな。


 デビューという言葉で思い出すのは、小椋佳が2000年に出したアルバム。タイトルが「Debut」(フランス語)。この言葉は印象深い。語意をさぐっていくと「身をさらす」ことに結びつくらしい。それは例えば進学する、職に就くだけでなく、積極的な発信も意味するはずと考えたのが、ちょうどその頃だ。今も忘れない。