すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

ダマシダマシの一日か

2019年07月18日 | 雑記帳
 数日前の朝、起きた時に体調に異変があり、ああまたかと思った。頼まれていた俳句づくりの授業の準備もしなくてはと焦りつつ、はかどらないままだった。それでも学習シート類をなんとか仕上げ、どうにか昨日を迎えたが、満足にはほど遠い。当然だが、数少ない「引き出し」も錆びつきぎくしゃくしていた。


 午前の2校時、3校時と二つの学級を相手にした。達成度は半分ほど。わずかに経験値を高める時間にはなったかと、ショボい総括をするしかない。ただ、子どもたちとの一緒に居る空間は、やはり気持ちが高揚する。我が身にとってはいい若返り(笑)活動かもしれない。スピーカーとしての役割ならまだできそうだ。


 職場へ戻り昼食後は、役場に出向いての会議が待っていた。昨年度の事業評価に関するものである。当然、数値評価・ランク評価が示されるわけで、そのやり取りに耳を傾けるとなかなか難しい。「量は質である」と自分も言ってきたが、量では表しにくい質の存在をどう顕在化させるか、考えてもなかなか名案はない。


 やはり「質」とは、一人一人の中で感得するものだから、現場体験・即時評価だろうな、と到底現実的ではないことが浮かぶ。1時半定刻前に始まった会議の終了は4時40分を過ぎた。3時間を超した会議は珍しい。学校の時でも最近は記憶にないなあ、結構集中できていた自分に感心してしまう(って当たり前のことだが)。


 この頃「ダマシダマシ」という気持ちを持つことが頻繁だ。築15年経過した我が家でも様々な器具が故障や破損するが、一挙に部品交換や新品購入とはいかず、なんとか調整して間に合わせることが多い。以前はそれが嫌いだったのに。生まれ変わる願望が叶わないことを知り、生き延びる欲望を持ったからだろうか。