昨日に続き『人生の結論』(小池一夫 朝日新書)から、キニナルキとして…
この新書には、「結論」と名づけるだけの真実や強い姿勢が込められていた。
結論とは、例えば今のような困難な状況にあっても揺るがない言葉だ。
信ずるに値する行動指針のようなものだ。
以下、著者が引用した二つのことばを挙げる。
「『これまで』が『これから』を決めるのではなく、『これから』が『これまで』を決める。」
(物理学者 佐治晴夫の言葉)
過去の積み重ねが現在・未来に結びつくという考え方は当然だし、一面の真実であることは確かだ。しかし、絶え間のない「今」の連続で成り立つ現在がつくる未来は、過去をどんな価値にも変えてくれる。
また、世の中に置き換えても、「これまで」とは明らかに異なる状況のなかだとしても、「これから」を作っていくのは自分たち以外にないわけで、その未来とは「これまで」の中で考えられてきたこと、培ってきたことの反映でしかない。
これは諦めや限界ではなく、どれを萌芽させるか真剣に考えねばならないということだ。

「できるときにできることを精いっぱいやる。できないときはそれなりのできることをやる。」
(平昌五輪後2連覇をはたした羽生結弦が会見で語った言葉)
0か100ではない。そういう考え方をしない。
100できなくとも、1はやれる、20までなら可能だ。50できることもあるかもしれない。
「できない」ことをきちんと把握し、「できる」ことを捻りだしていく。
知恵、工夫、そして目標をもって継続する意志こそ、輝きを引き寄せる。
この新書には、「結論」と名づけるだけの真実や強い姿勢が込められていた。
結論とは、例えば今のような困難な状況にあっても揺るがない言葉だ。
信ずるに値する行動指針のようなものだ。
以下、著者が引用した二つのことばを挙げる。
「『これまで』が『これから』を決めるのではなく、『これから』が『これまで』を決める。」
(物理学者 佐治晴夫の言葉)
過去の積み重ねが現在・未来に結びつくという考え方は当然だし、一面の真実であることは確かだ。しかし、絶え間のない「今」の連続で成り立つ現在がつくる未来は、過去をどんな価値にも変えてくれる。
また、世の中に置き換えても、「これまで」とは明らかに異なる状況のなかだとしても、「これから」を作っていくのは自分たち以外にないわけで、その未来とは「これまで」の中で考えられてきたこと、培ってきたことの反映でしかない。
これは諦めや限界ではなく、どれを萌芽させるか真剣に考えねばならないということだ。

「できるときにできることを精いっぱいやる。できないときはそれなりのできることをやる。」
(平昌五輪後2連覇をはたした羽生結弦が会見で語った言葉)
0か100ではない。そういう考え方をしない。
100できなくとも、1はやれる、20までなら可能だ。50できることもあるかもしれない。
「できない」ことをきちんと把握し、「できる」ことを捻りだしていく。
知恵、工夫、そして目標をもって継続する意志こそ、輝きを引き寄せる。