講師 黒川が語る 「最直前期の過ごし方」
いよいよ本試験間近となって来ましたね。
今回は私の受験経験・受験指導を通じて実践してきた項目をいくつかお伝えしたいと
思います。
(1) テキストの不安な箇所に付箋を張る、確認したところから外していく
やりすぎてビラビラだらけになってしまいましたが(笑)、二度とその箇所は見ない
つもりで最後の確認をしました。
(2)紙1枚に各日の確認すべき項目を書く。見直したところから消していく
普段、何度学習計画を立てても計画倒れに終わっていた私でしたが、これを守れ
なければ受からない、というつもりで立てました。また守れる範囲、最小限の項目に
絞りました。前日、前々日は空白として予備日に当てるとよいでしょう。
(3)保険料の計算問題は基本的な公式、解き方の確認のみとする
出来ないと気になるところではありますが、最直前期に難解だと感じている計算問題
は残念ながら本試験でも正解を得るのは難しいでしょう。これは多くの人にとっても
同じことです。
下手に克服しようと労力と時間を費やすよりも、基本事項を一つでも多く確認する
作業に重きを置く方が得策と思われます。
(4)ある程度、割り切って臨む
よく言われることですが、資格試験に挑戦すること自体、一種の賭けだと思います。
当時はそう言われると反感を覚えたものですが、年数が経つにつれてつとにそう感じ
ます。
賭けといえば運と度胸、強気で攻めることが必要だと思います。
今まで基本箇所を忠実に押えてきたわけですから、ある程度の細かい・難解な箇所
は割り切って臨む攻めの心構えも時には必要かと思います。
(5)直前期の伸びを信じましょう
たかが10数日であっても、かなりの伸びが期待できる時期でもあります。
なぜ早めに学習を進めておかなかったのか…と後悔をさせられつつも、切迫感・
研ぎ澄まされた集中力が実力を向上させるのだと思います。
かくいう私も最直前模試では合格ラインにも達していませんでしたが、試験数日前
にこれは行けると手ごたえを掴めた感触を覚えております。
(6)迷った選択肢への対応策を決めておくこと
本試験当日の場面ですが、変えて後悔・変えずに後悔、双方とも聞かれます。
初見の直感(ファーストインプレッション)は意外と当たるのも事実です。
ご自身の中で「絶対変えない、(逆に)最後の最後まで検討する、余程の自信が
ない限り変えない」等、予めルールを作って臨むことが望ましいと思います。
最後に体調管理ですが、本試験当日、夏風邪を押して気力で受験をした私でした。
気を付けているつもりでも崩れてしまうものですね。ご注意を。
どうか悔いのない受験ができること、午前午後ともこれまでの学習の成果が存分に
出せることを願ってやみません。
いよいよ本試験間近となって来ましたね。
今回は私の受験経験・受験指導を通じて実践してきた項目をいくつかお伝えしたいと
思います。
(1) テキストの不安な箇所に付箋を張る、確認したところから外していく
やりすぎてビラビラだらけになってしまいましたが(笑)、二度とその箇所は見ない
つもりで最後の確認をしました。
(2)紙1枚に各日の確認すべき項目を書く。見直したところから消していく
普段、何度学習計画を立てても計画倒れに終わっていた私でしたが、これを守れ
なければ受からない、というつもりで立てました。また守れる範囲、最小限の項目に
絞りました。前日、前々日は空白として予備日に当てるとよいでしょう。
(3)保険料の計算問題は基本的な公式、解き方の確認のみとする
出来ないと気になるところではありますが、最直前期に難解だと感じている計算問題
は残念ながら本試験でも正解を得るのは難しいでしょう。これは多くの人にとっても
同じことです。
下手に克服しようと労力と時間を費やすよりも、基本事項を一つでも多く確認する
作業に重きを置く方が得策と思われます。
(4)ある程度、割り切って臨む
よく言われることですが、資格試験に挑戦すること自体、一種の賭けだと思います。
当時はそう言われると反感を覚えたものですが、年数が経つにつれてつとにそう感じ
ます。
賭けといえば運と度胸、強気で攻めることが必要だと思います。
今まで基本箇所を忠実に押えてきたわけですから、ある程度の細かい・難解な箇所
は割り切って臨む攻めの心構えも時には必要かと思います。
(5)直前期の伸びを信じましょう
たかが10数日であっても、かなりの伸びが期待できる時期でもあります。
なぜ早めに学習を進めておかなかったのか…と後悔をさせられつつも、切迫感・
研ぎ澄まされた集中力が実力を向上させるのだと思います。
かくいう私も最直前模試では合格ラインにも達していませんでしたが、試験数日前
にこれは行けると手ごたえを掴めた感触を覚えております。
(6)迷った選択肢への対応策を決めておくこと
本試験当日の場面ですが、変えて後悔・変えずに後悔、双方とも聞かれます。
初見の直感(ファーストインプレッション)は意外と当たるのも事実です。
ご自身の中で「絶対変えない、(逆に)最後の最後まで検討する、余程の自信が
ない限り変えない」等、予めルールを作って臨むことが望ましいと思います。
最後に体調管理ですが、本試験当日、夏風邪を押して気力で受験をした私でした。
気を付けているつもりでも崩れてしまうものですね。ご注意を。
どうか悔いのない受験ができること、午前午後ともこれまでの学習の成果が存分に
出せることを願ってやみません。