そろそろ、答練や予想問題などに取り組んでいる方もいるでしょう。
ある程度勉強が進んだ後、
ペースメーカーとして答練を利用するっていうのは、
悪くないことです。
それに、答練でよい点を取れば、勉強の励みにもなるでしょうし。
ただ、答練は答練ですから、
答練でよい点を取るためだけの勉強になってしまったら、本末転倒です。
本試験に向けての勉強、
その一部ですからね。
なので、たとえば、答練でよい点を取ろうと、
前日に答練の科目を必死に勉強するっていうのは・・・
ちょっと違いますよ。
本試験の前日に、そんなに勉強できるでしょうか?
そう考えると、前日に必死に勉強してよい点を取っても、
それは、真の実力とは言えないのでは。
普通の学習のペースの中に、答練を取り入れる。
そして、そのときどきの自分自身の実力を確認する、
そうすれば、その時点の実力が明らかになるし・・・・
勉強がしっかりできていない箇所が見えてきたりします。
前日に、必死に勉強して、たまたま、よくわかっていなところが
正解なんてしてしまうと・・・・・
そこが疎かになってしまうってこともあり・・・
結果として、本試験で間違えるなんてことにもなりかねません。
答練・・・それに、予想問題、模試などなど、
これらは、あくまでも本試験で実力を発揮するための練習ですからね。
答練などで、よい点を取ること、これが目的になるような
勉強は避けましょう。