1月31日に、厚生労働省が、平成26年度の年金額について発表をしました。
現在、現実に支給されている年金額は、物価スライド特例措置によるものです。
この特例措置については、段階的に解消されることになっており、
平成25年度当初、本来の水準と物価スライド特例措置による特例水準との差が
2.5%あり、これを、特例水準について、平成25年10月から-1.0%、26年4月から
-1.0%、27年4月から-0.5%とし、2.5%の差を解消します。
ただし、物価などの変動状況により、平成26年4月からの年金額は、必ずしも
-1.0%になるものではありません。
そこで、
総務省が1月31日に発表した「平成25年平均の全国消費者物価指数」の対前年比
変動率が0.4%となり、
また、平成26年度の年金額の改定に用いる「名目手取り賃金変動率」が0.3%と
なったことから、
特例水準の額が0.7%の引下げとなりました(本来水準の額が上がった分だけ、
特例水準の引下げが減ったということです)。
それと、国民年金の保険料額についても発表があり、
● 平成26年度の保険料額は15,250円(月額)
● 平成27年度の保険料額は15,590円(月額)
となっています。
厚生労働省は発表↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000035972.html