みなさんこんにちは、cyunpeiです。
今回から2年目についてです。
合格した年ですので、少し細かくなるかと思いますが、お付き合いのほど
よろしくお願いします。
● 基本書について
基本書は勉強の入り口となるものですし、少なくとも1年間は使うもの
なので、自分にあったものを選ぶ必要があります。特に独学で学ぼうとし
ている方は、様々な著者のいろいろな種類が出ていますので、書店でよく
見比べることをおすすめします。
ちなみに、私の場合は1年目に使用した通信講座F社のものを2年目も
引き続き使用しました。平成25年度試験は法改正が少なかったこともあり
ますが、1年間勉強を続けていて、すでにF社の基本書に慣れていたこと
もあります。
当初は2年目に向けて基本書を変更することも考えましたがやめました。
新しい基本書に慣れるまでの時間が無駄になると考えたからです。慣れた
基本書であれば、わからないことを調べるときも「これはテキストのこの辺
に書いてあったな」とすぐに調べられ、時間の短縮にもつながります。
もしかするとこのメルマガの読者の方の中には、基本書を変えようと
思っている方がいらっしゃるかもしれません。1年間使ってみてなんだか
使いにくくて合わない、というのならば基本書を変えてみるのもいいかも
しれません。しかし、試験に出された問題(特に選択式)が載っていなか
ったから基本書を変える、という方はよく考えてからの方がいいと思います。
この世の中にすべて網羅された基本書はないと言っても過言ではありません。
実際、私が合格した年の労災保険法の選択式の問題はおそらくどのテキスト
にも載っていなかったでしょうし、平成24年度の社会保険一般も同様では
ないかと思います。
さて、基本書を使った勉強方法ですが、2年目は1年目の反省点を踏まえ、
しばらくの間は徹底的にテキストの読み込みをやりました。
F社から示された理想的な学習法は
「テキストを見ながら講義DVDを視聴→翌日復習→1週間後復習→1カ月後
復習→3カ月後復習」
の計5回はテキストを読むということでした。
1年目はこれをやらずに、読み込みを3回程度でやめ、知識が浅いまま
過去問に入ってしまったこともあり、理解度が不足したのではないかと思い
ます。
2年目はこのF社から示されたものに加え、本試験1カ月前にもう1度
すべてのテキストの読み込みをやりました。また、模擬試験等で点数の伸び
ない科目については、その都度読み直しました。本試験1カ月前というと
時期的には過去問や弱点克服、直前対策を集中してやりたいところですが、
基本的なところを取りこぼさないためにも、時間を割いて、「再復習」と
いう感じで読み込みをしました。
これは択一式対策だけでなく、選択式対策としても有効であると思いました。
「なんとなく見たことある」だけで全然違ってきます。
なお、前年のテキストを使うに当たって注意したことは、改正点、特に
数字はきっちりと改正にあわせて書き換えたことです。間違って覚えてし
まうとせっかくの勉強が無駄になってしまいますから…
つづく