椿事と珍事は同じ意味だそうで、なぜ椿事と書くかは諸説あるとのことだが、これなら納得という単純で面白い説明は見つけられなかった。
1枚目;一般的にピンクの椿と言えば、美しく整って和菓子のような乙女椿だけれど、うちの奔放に乱れ咲く椿は、何と名付けられているのだろう。
2枚目;昨年の草刈り時に見つけた左巻きのカタツムリの殻が、ひと冬の雪の後でも形を保っていた。
普通のカタツムリの左巻きは珍しいそうだけれど、2個も見つかったのだから、ヒダリマキマイマイという種類なのだろう。
3枚目;水仙といえばラッパの形が一番多いけれど、うちには野生児のようなぼさぼさの八重水仙が私の子ども時代からある。
水仙は植えたりするものではなくて勝手に増える雑草扱いだったのだが、一列に移植された場所もあり、邪険にはできない。
そんななかに、3分の1ほど白い部分のある八重を見つけた。
線を引いた分かれ方で白と黄色になっている花びらもあるけれど、どういう仕組み仕掛けなのだろう。
印をしておいて、花後に球根を掘り上げ隔離して大事に育てて見ようかなどと思ったりもするけれど、どうしたものか。
4枚目;ウバユリ(姥百合)は葉っぱも食べられると、つい最近教えてもらったので、こんな群生地を見つけたら、お浸しにしてみたい。
花が咲いたら葉がない、歯がない、姥だという名付け方だというのは本当だろうか。
花が咲くようになる前の若い葉を摘んで食べるのは、忍びない気もするけれど、近々試したい。
以上、椿事珍事は珍しく意外な出来事であって、この程度のことには使いにくい筈だが、とにかく初めて椿事という言葉を使う。