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もう4日前のことになり、しかも先月ということになったけれど、手前味噌画像を紹介したい。
満開の桜並木はソメイヨシノ(染井吉野)なら遠目でも美しさが伝わってきて、吸い寄せられるように向かう。
それに対して、この八重桜は、近くによってこそ感嘆するけれど、遠目は地味でみすぼらしい。
春の遅い雪国とは言え、遅咲き以外の桜は、散る盛りすら過ぎて、狂ったような春の様子はなかった。
それでも桜を観に、遠目にはみすぼらしく見えたけれど、桜並木を目指して農水路の横道へ逸れてみた。
八重桜とは別の名が与えられているだろうけれど、農道に近いような道路なので、名札は付いていなかった。
よく見る一般的な八重を私たちはモチザクラ(餅桜?)と呼んでいたが本当の名は分からない。
緑系の方はウコン(鬱金)ではないかと思うけれど、物珍しさに惹かれて来たわけではないので分からなくても良い。
ただやはりヤエザクラは立ち止まり、手の届く高さの手折って欲しそうな跳ねっ返りの枝先の花を観るに限る。
向こう岸には、ハマダイコンではなく、セイヨウカラシナの黄色い帯が続いていた。
最後の画像は出発して直ぐの峠あたり、我がふるさとの典型的な山の様子で、雨に煙る山笑うの山。