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【カールさんとティーナさんの古民家村だより episode1「2020初夏」】がNHKきらっと新潟で放映される、その半日前に、まさにその風景を観に行ってきた。
築120年以上のかやぶき屋根の家をリノベーションして暮らし始めた、ドイツ生まれの建築デザイナーと、アルゼンチン出身で元国際線キャビンアテンダントだった妻が、テレビの中でとってもいい感じだ。
限界集落だった十日町市竹所(たけどころ)の古民家を次々とリノベーションしてよみがえらせ、新しい人達も移住しているのだそうだ。
それぞれの家の壁が今までの日本の家屋にはない色に染められているのに、違和感なく自然と調和しているのが面白い。
帰りには、カールさんの建築事務所兼カフェの、まつだいカールベンクスハウスに寄ってコーヒータイム。
コロナ騒ぎの始まる前年、2年半前にもここに来たのだが、そのときにはカールさんが居合わせて、本人から再生古民家の2階部分を紹介してもらうことができた。
私の生家も昭和6年築の中途半端な古民家だということを話し、彼からは古民家を放置するのは、本当にもったいないということを聞かされた。
人なつこい笑顔で「もったいないですよ」という言葉を発するのを聞いて、即刻ファンになった。
降って湧いたようなお金があるならば、『金に糸目はつけないので、是非ともわが家をカールさんのお好きなようにリノベーションをお願いします』と申し出たいのだが。