まったくもって、私は移り気で、
じっと本を読むことが出来ず。
中西輝政著「国民の文明史」を、まだ読了せず。
後半だけ読んだのでした。
ところで、思わず笑っちゃう文を読みました。
この「国民の文明史」は、
2003年12月発行とあります。
BK1の書評欄に「としりん」さんが
2004年1月に書評を載せておりました。
読むと、最後にこうあります。
「本書は、中後半に興味深い記述が続くのに対し、前半は内容的にやや堅い印象を受ける。しかし、中後半の記述をきちんと把握するためには前半の理解が欠かせない。だから、前半は少し辛抱して読み進めてみよう。
本書は、中盤からは読み進むほどに引き込まれるような「後半型」の書なのである。」
うんうん。こういう書評を読めるのは、何ともうれしく、ありがたく、
ほっとして、ついつい、笑ってしまいました。
もう一人、BK1では「ももたろう」さんが書評を載せております。
その最後は
「日本でも名のある企業は、地方文化・文明の中で精神を育ててきた。トヨタや三菱など、それぞれに地方の香りがするのである。欧米哲学スタートで大きく成功した企業を私は現実に知らない。中西のこの文明史を読んで、多くの疑問が氷解する思いであった。そして、今の日本でかくも多くの異常な事件が続発することに対しても理解が出来る。これからの日本を考える基軸となる可能性のある視点を提供する、警世の書としてぜひ多くの人に読んでもらいたいと思う。」
とあります。
ふむふむ。そういえば、
VOICE2011年12月号に
ボイスブックスという本の紹介欄があり。
そこに、中西輝政著「日本人が知らない世界と日本の見方」(PHP研究所)を紹介した短文がありました。
「本書は・・中西輝政氏の講義をまとめたものである。・・氏の授業は、社会人を含めて聴講希望者が多く、講義録を求める声が多数寄せられていた。・・言語の閉鎖空間に風穴を開ける、京大講義の空気をぜひお手元に。」とあります。
う~ん。まだ「国民の文明史」も読み終わっていない。
ということで、ここでは、せめて「国民の文明史」のあとがきを引用。
「今回、正面から日本の文明史を私なりの視点で一冊の本にまとめて、ああやっと私の本来の仕事が始まったのだ、ということをつくづく感じた。思い返してみれば、歴史の勉強を本格的に始めて、この三十数年はここに辿りつくための準備だったのだということを、誠に拙い成果ながら、本書を書き終えて実感として持つようになった。」
じっと本を読むことが出来ず。
中西輝政著「国民の文明史」を、まだ読了せず。
後半だけ読んだのでした。
ところで、思わず笑っちゃう文を読みました。
この「国民の文明史」は、
2003年12月発行とあります。
BK1の書評欄に「としりん」さんが
2004年1月に書評を載せておりました。
読むと、最後にこうあります。
「本書は、中後半に興味深い記述が続くのに対し、前半は内容的にやや堅い印象を受ける。しかし、中後半の記述をきちんと把握するためには前半の理解が欠かせない。だから、前半は少し辛抱して読み進めてみよう。
本書は、中盤からは読み進むほどに引き込まれるような「後半型」の書なのである。」
うんうん。こういう書評を読めるのは、何ともうれしく、ありがたく、
ほっとして、ついつい、笑ってしまいました。
もう一人、BK1では「ももたろう」さんが書評を載せております。
その最後は
「日本でも名のある企業は、地方文化・文明の中で精神を育ててきた。トヨタや三菱など、それぞれに地方の香りがするのである。欧米哲学スタートで大きく成功した企業を私は現実に知らない。中西のこの文明史を読んで、多くの疑問が氷解する思いであった。そして、今の日本でかくも多くの異常な事件が続発することに対しても理解が出来る。これからの日本を考える基軸となる可能性のある視点を提供する、警世の書としてぜひ多くの人に読んでもらいたいと思う。」
とあります。
ふむふむ。そういえば、
VOICE2011年12月号に
ボイスブックスという本の紹介欄があり。
そこに、中西輝政著「日本人が知らない世界と日本の見方」(PHP研究所)を紹介した短文がありました。
「本書は・・中西輝政氏の講義をまとめたものである。・・氏の授業は、社会人を含めて聴講希望者が多く、講義録を求める声が多数寄せられていた。・・言語の閉鎖空間に風穴を開ける、京大講義の空気をぜひお手元に。」とあります。
う~ん。まだ「国民の文明史」も読み終わっていない。
ということで、ここでは、せめて「国民の文明史」のあとがきを引用。
「今回、正面から日本の文明史を私なりの視点で一冊の本にまとめて、ああやっと私の本来の仕事が始まったのだ、ということをつくづく感じた。思い返してみれば、歴史の勉強を本格的に始めて、この三十数年はここに辿りつくための準備だったのだということを、誠に拙い成果ながら、本書を書き終えて実感として持つようになった。」