朝日の古新聞を貰ってきて、パラパラと
ひらいていたら、9月16日の読書欄に
出久根達郎氏の書評が掲載されておりました。
とりあげている本は、小林康達著「楚人冠 百年先を見据えた名記者 杉村広太郎伝」(現代書館)。そして小林康達氏は「42年生まれ。千葉県我孫子市教育委員会文化課の嘱託職員。」とあります。
書評の最後はというと
「・・何より彼の思想である。洒脱(しゃだつ)な文章の魅力をもっと紹介してほしかった。」とあります。
最初の方には、こうもありました。
「・・膨大な文業は、18巻もの全集に集成された。特筆すべきは、稲わらに火をつけて村人を津波から避難させた豪商浜口梧陵の伝記だろう。同郷人であり、梧陵の末子と親友のよしみから、大正9年にまとめた本書は、現在も梧陵伝の第一級資料である(全集の7巻に納められている)。楚人冠の足跡は、近代史であり文学史である。・・・」
そういえば、昨年9月に出た
出久根達郎著「日本人の美風」(新潮新書)の
最初に取り上げられていたのが
「天災と砕身 浜口梧陵と篤志の人々」だったのでした。
あらためて、その箇所だけ読んでみました。
あれ、私は何を読んでいたのでしょう。
と、再読の楽しみ。
うん。浜口梧陵小伝を読んでみなくちゃ。
と思って、すっかり忘れておりました。
ひらいていたら、9月16日の読書欄に
出久根達郎氏の書評が掲載されておりました。
とりあげている本は、小林康達著「楚人冠 百年先を見据えた名記者 杉村広太郎伝」(現代書館)。そして小林康達氏は「42年生まれ。千葉県我孫子市教育委員会文化課の嘱託職員。」とあります。
書評の最後はというと
「・・何より彼の思想である。洒脱(しゃだつ)な文章の魅力をもっと紹介してほしかった。」とあります。
最初の方には、こうもありました。
「・・膨大な文業は、18巻もの全集に集成された。特筆すべきは、稲わらに火をつけて村人を津波から避難させた豪商浜口梧陵の伝記だろう。同郷人であり、梧陵の末子と親友のよしみから、大正9年にまとめた本書は、現在も梧陵伝の第一級資料である(全集の7巻に納められている)。楚人冠の足跡は、近代史であり文学史である。・・・」
そういえば、昨年9月に出た
出久根達郎著「日本人の美風」(新潮新書)の
最初に取り上げられていたのが
「天災と砕身 浜口梧陵と篤志の人々」だったのでした。
あらためて、その箇所だけ読んでみました。
あれ、私は何を読んでいたのでしょう。
と、再読の楽しみ。
うん。浜口梧陵小伝を読んでみなくちゃ。
と思って、すっかり忘れておりました。