今日は日曜日。
毎日新聞の「今週の本棚」をひらく。
丸谷才一関連本がとりあげられております。
鹿島茂選の「この3冊」は
丸谷才一氏の3冊になっておりました。
鹿島氏の文の最後の方にこうあります。
「こうして三冊を挙げたが、あと、エッセイスト・丸谷才一という重要な側面がある。この側面を一冊で知りたい読者には絶版だが『女性対男性』を薦めたい。中身があって面白く、柔ら話でも下品でないエッセイの最初の見本。私は初出の『週刊女性』連載で読んで丸谷エッセイのファンになった。」
うん。これを古本屋へと注文。
読んでうれしかったのが
木村凌二氏による
「怖い本と楽しい本 『今週の本棚』20年名作選1998~2004」の書評でした。
最初の方にこうあります。
「丸谷才一先生から本書の書評をしてくれ、との御指名だった。個人の書評集なら名のり出る方もあろうが、大勢が書いた書評集などまず手を挙げる者はいないとの判断だろう。」
「宿題のように読みはじめたのだが、とんでもない思いちがいだった。むろん私にも専門もあるし趣向もある。だが、それらにお構いなしに、読めば読むほど神経が高ぶってくる。・・買って読みたい本のリストが増えてくる。・・ただし、これは舞台で演じられる劇がほんとうに心をゆさぶるのか、宣伝文句が巧みなのか、その真偽はわからない。それでも評者に騙されてもいいや、と思わせるとことが凄いの一言。」
と、ここまで引用したので、書評のしめくくりも引用
「ただし、ななめ読みも飛ばし読みも厳禁。数枚の原稿に凝縮された知の塊なのだから、熟読するしかない。デルフォイの神託『己自身を知れ』が湧き出てきて、自分の世界がちっぽけに見えるだろう。」
うん。本も読まずに、ただ書評にワクワクしていた私の季節は、この書評をひとくぎりに、一旦幕にしたいものです。
毎日新聞の「今週の本棚」をひらく。
丸谷才一関連本がとりあげられております。
鹿島茂選の「この3冊」は
丸谷才一氏の3冊になっておりました。
鹿島氏の文の最後の方にこうあります。
「こうして三冊を挙げたが、あと、エッセイスト・丸谷才一という重要な側面がある。この側面を一冊で知りたい読者には絶版だが『女性対男性』を薦めたい。中身があって面白く、柔ら話でも下品でないエッセイの最初の見本。私は初出の『週刊女性』連載で読んで丸谷エッセイのファンになった。」
うん。これを古本屋へと注文。
読んでうれしかったのが
木村凌二氏による
「怖い本と楽しい本 『今週の本棚』20年名作選1998~2004」の書評でした。
最初の方にこうあります。
「丸谷才一先生から本書の書評をしてくれ、との御指名だった。個人の書評集なら名のり出る方もあろうが、大勢が書いた書評集などまず手を挙げる者はいないとの判断だろう。」
「宿題のように読みはじめたのだが、とんでもない思いちがいだった。むろん私にも専門もあるし趣向もある。だが、それらにお構いなしに、読めば読むほど神経が高ぶってくる。・・買って読みたい本のリストが増えてくる。・・ただし、これは舞台で演じられる劇がほんとうに心をゆさぶるのか、宣伝文句が巧みなのか、その真偽はわからない。それでも評者に騙されてもいいや、と思わせるとことが凄いの一言。」
と、ここまで引用したので、書評のしめくくりも引用
「ただし、ななめ読みも飛ばし読みも厳禁。数枚の原稿に凝縮された知の塊なのだから、熟読するしかない。デルフォイの神託『己自身を知れ』が湧き出てきて、自分の世界がちっぽけに見えるだろう。」
うん。本も読まずに、ただ書評にワクワクしていた私の季節は、この書評をひとくぎりに、一旦幕にしたいものです。