柳田國男の「後狩詞記」。
その「狩の作法」の最初の方に、
「この時なほ大に注意すべきはハヒジシにあり。ハヒジシ(這ひ猪)とは負傷せる猪が怒りて人犬に当らんがために、伏して仮死状をなし居るをいふ。この考へなくして近よりたるときは、猪は矢のごとく飛びかかり、牡猪なるときは牙にて股をゑぐり、牝猪なれば牙なきゆゑ肘とな頸となく咬(くは)へて粉砕せんとするなり。」
そして、「狩の作法」の最後はというと、
「幼犬もし猪罠にかかりたるときは、ただちに罠を切り解くべからず。罠の杭をたわめ罠を弛めて、犬をして自らこれを噛み切るの習慣を養はしむるを肝要とす。」
ああ、そうそう。遠野物語をめくっていると、
今回は、注に興味を惹かれました。たとえば、その中に、
「星谷といふ地名も諸国にあり星を祭りし所なり。」
というのが、ある。
私の中学校時代、校長先生は、星谷悌二先生でした。
うん。
「星を祭りし所なり」ですか。
その「狩の作法」の最初の方に、
「この時なほ大に注意すべきはハヒジシにあり。ハヒジシ(這ひ猪)とは負傷せる猪が怒りて人犬に当らんがために、伏して仮死状をなし居るをいふ。この考へなくして近よりたるときは、猪は矢のごとく飛びかかり、牡猪なるときは牙にて股をゑぐり、牝猪なれば牙なきゆゑ肘とな頸となく咬(くは)へて粉砕せんとするなり。」
そして、「狩の作法」の最後はというと、
「幼犬もし猪罠にかかりたるときは、ただちに罠を切り解くべからず。罠の杭をたわめ罠を弛めて、犬をして自らこれを噛み切るの習慣を養はしむるを肝要とす。」
ああ、そうそう。遠野物語をめくっていると、
今回は、注に興味を惹かれました。たとえば、その中に、
「星谷といふ地名も諸国にあり星を祭りし所なり。」
というのが、ある。
私の中学校時代、校長先生は、星谷悌二先生でした。
うん。
「星を祭りし所なり」ですか。