和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

14年前からの「ヤメロ」。

2014-09-14 | 短文紹介
産経新聞9月14日の一面左に
曽野綾子さんの「小さな親切、大きなお世話」
が載っておりました。

そういえばと、
平成12年の文藝春秋を本棚から取り出す。
その2月臨時増刊号「私たちが生きた20世紀」
「全篇書下ろし362人の物語」という特集。
この雑誌に、曽野綾子さんが1頁半の文を
載せておりました。題して
「最も才能のない詩人による駄詩『二十世紀』」
そのなかに、こうあったのでした。

「 ・・・・・・・
朝日も読売も毎日も、
社会主義を信奉するソ連と中国を批判する
ことを許さず。私の原稿はしばしば
書き換えを命じられ、没になった。
戦後のマスコミは、言論の自由を守ると
言ったが、差別語一つに恐れをなし、
署名原稿も平気で差し止める。
 だから彼らはもはや自らの悪を書けない。
 だから成熟した善も書けない。
・・・・・・・
内戦もなく、武器も輸出もせず、
それでも、日本は悪い国だと言いふらす。
(そういう人は早く日本国民をヤメロ)
・・・・・・・  」  

うん。一部だけを引用するのは
気がひけますが、御勘弁。
コメント (3)
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