Voice3月号届く。
そこにある高橋洋一の
「一年以内に北朝鮮攻撃が始まる」(p56~63)。
ここに、現代の北朝鮮史が、わかりやすく記載されていました。
せっかくですから、引用。
1994年10月「米朝枠組み合意」
北朝鮮に核計画を断念させる代わりに、
日米韓がKEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)を設立し、
KEDOから出力100万㎾の軽水炉二基を供与するとともに、
一基目の軽水炉完成までのあいだ、年間50万tの重油を
供与するという合意がなされた。
2002年10月、訪朝したジェームズ・ケリー米大統領特使に
対して、北朝鮮がウラン濃縮計画の存在を認めたため
(その後一転して否定)、重油供給の停止が決まった。・・
2003年1月には、NPT(核拡散防止条約)脱退を表明。そして
2003年10月には
『8000本余りの使用済み核燃料棒の再処理を成功裡に終了した』
と公式に表明した。専門家によると、
核爆弾を六発製造するのに十分なプルトニュウムが得られるという。
二度目の反故は、
北朝鮮がウラン濃縮を続ける問題を解決するために、
2003年8月、米中朝三国に日本と韓国、ロシアを加えた
『六ヵ国協議』で起こった。協議を重ねた末、二年後の
2005年に六者は合意に達し、9月に
『第四回六者会合共同声明』を出した。
・・・・
しかし北朝鮮は、
2006年10月に核実験を実施。
結局、北朝鮮は、
2009年に会合からの脱退を表明した。
つぎに、オバマ大統領の「戦略的忍耐」の時代。
2012年2月、核実験停止などの見返りに食糧を提供する
『二・二九合意』を成立させた。
北朝鮮は、核開発とミサイル発射の中断を約束した。
・・合意してわずか二カ月後・・
長距離弾道ミサイルを発射して合意を破棄したのだ。
・・・オバマ大統領は就任中に
四度の核実験を北朝鮮に許してしまった。
2017年9月20日に国連総会で行われた
安倍首相の演説が引用されていました。
『脅威はかつてなく重大です。
眼前に差し迫ったものです。
我々が営々続けてきた軍縮の努力を、
北朝鮮は一笑に付そうとしている。
(核)不拡散体制はその史上、
最も確信的な破壊者によって
深刻な打撃を受けようとしている』
高橋洋一氏は、この文のはじまりで
「いま、平昌五輪・パラリンピックで
緊張は和らいだのではないかという意見も出てきたが、
まったく違う。
平昌五輪・パラリンピックの南北の話し合いは、
北朝鮮の時間稼ぎになるだけで、
朝鮮半島の非核化という問題解決にならないだろう。
ワシントンやニューヨークに届く大陸間弾道核ミサイルの
開発に北朝鮮はあと一歩の地点まで来ている。
ミサイルが大気圏に再突入する際の、
高温高圧に耐えられる再突入技術が壁になっているが、
これが早ければ三カ月、遅くても一年以内に
開発に成功すると見られているからだ。
アメリカとしては、その前に決着をつけたいと
いうタイムリミットがある。
一方、北朝鮮は、開発までの時間稼ぎをしたい。
・・・・・
国連制裁がすでに九回と、イラク戦争の七回を
上回っていることもカウントダウンの理由だ。
・・・
昨年12月の十回目の国選制裁では臨検が入った。
臨検は準軍事行為であり、制裁国からしても、
制裁のカードが尽きて、次は軍事行為に
エスカレートさせる段階に入っている。」
パラパラと新聞読んでいると、
ここまでは、分からなかった。
そこにある高橋洋一の
「一年以内に北朝鮮攻撃が始まる」(p56~63)。
ここに、現代の北朝鮮史が、わかりやすく記載されていました。
せっかくですから、引用。
1994年10月「米朝枠組み合意」
北朝鮮に核計画を断念させる代わりに、
日米韓がKEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)を設立し、
KEDOから出力100万㎾の軽水炉二基を供与するとともに、
一基目の軽水炉完成までのあいだ、年間50万tの重油を
供与するという合意がなされた。
2002年10月、訪朝したジェームズ・ケリー米大統領特使に
対して、北朝鮮がウラン濃縮計画の存在を認めたため
(その後一転して否定)、重油供給の停止が決まった。・・
2003年1月には、NPT(核拡散防止条約)脱退を表明。そして
2003年10月には
『8000本余りの使用済み核燃料棒の再処理を成功裡に終了した』
と公式に表明した。専門家によると、
核爆弾を六発製造するのに十分なプルトニュウムが得られるという。
二度目の反故は、
北朝鮮がウラン濃縮を続ける問題を解決するために、
2003年8月、米中朝三国に日本と韓国、ロシアを加えた
『六ヵ国協議』で起こった。協議を重ねた末、二年後の
2005年に六者は合意に達し、9月に
『第四回六者会合共同声明』を出した。
・・・・
しかし北朝鮮は、
2006年10月に核実験を実施。
結局、北朝鮮は、
2009年に会合からの脱退を表明した。
つぎに、オバマ大統領の「戦略的忍耐」の時代。
2012年2月、核実験停止などの見返りに食糧を提供する
『二・二九合意』を成立させた。
北朝鮮は、核開発とミサイル発射の中断を約束した。
・・合意してわずか二カ月後・・
長距離弾道ミサイルを発射して合意を破棄したのだ。
・・・オバマ大統領は就任中に
四度の核実験を北朝鮮に許してしまった。
2017年9月20日に国連総会で行われた
安倍首相の演説が引用されていました。
『脅威はかつてなく重大です。
眼前に差し迫ったものです。
我々が営々続けてきた軍縮の努力を、
北朝鮮は一笑に付そうとしている。
(核)不拡散体制はその史上、
最も確信的な破壊者によって
深刻な打撃を受けようとしている』
高橋洋一氏は、この文のはじまりで
「いま、平昌五輪・パラリンピックで
緊張は和らいだのではないかという意見も出てきたが、
まったく違う。
平昌五輪・パラリンピックの南北の話し合いは、
北朝鮮の時間稼ぎになるだけで、
朝鮮半島の非核化という問題解決にならないだろう。
ワシントンやニューヨークに届く大陸間弾道核ミサイルの
開発に北朝鮮はあと一歩の地点まで来ている。
ミサイルが大気圏に再突入する際の、
高温高圧に耐えられる再突入技術が壁になっているが、
これが早ければ三カ月、遅くても一年以内に
開発に成功すると見られているからだ。
アメリカとしては、その前に決着をつけたいと
いうタイムリミットがある。
一方、北朝鮮は、開発までの時間稼ぎをしたい。
・・・・・
国連制裁がすでに九回と、イラク戦争の七回を
上回っていることもカウントダウンの理由だ。
・・・
昨年12月の十回目の国選制裁では臨検が入った。
臨検は準軍事行為であり、制裁国からしても、
制裁のカードが尽きて、次は軍事行為に
エスカレートさせる段階に入っている。」
パラパラと新聞読んでいると、
ここまでは、分からなかった。
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