山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ハナネコノメ三昧 黒富士農園  平成30年3月28日

2018年03月28日 | 花・花・花
 10日ほど前に見に行った際はまだ咲き始めたばかりだったハナネコノメ。そろそろ見ごろを迎えている頃だと思う。再訪してみた。

 今回は前回に沢に入った場所よりももっと下流から入ってみた。険しい沢では無いが道が無いので沢の中を遡上する形になり、靴が水に浸かるのは止むを得ない。沢に下りてみると、さっそくハナネコノメが居た。下流のほうでもかなりの数が生育している。


    さっそく居ました、ハナネコノメ。ほぼ満開状態。


    こちらはコガネネコノメと思われるがまだ蕾。


    沢沿いに次々とハナネコノメが現われる。ここはまだ5分咲きくらい。


    満開。お見事。


    可愛らしくて綺麗な花。


    この株はちょっと様子が違う。


    葉が赤茶色く茎も赤茶色。


    花はほんのりピンク色がかっている。高尾山にピンクのハナネコがあると聞いたことがあるが、このようなタイプなのだと思う。


    水が綺麗な沢を登る。伐採が進んでおり、沢の周辺が乾燥化しているように見える。


    ここが問題の伐採地。これだけ伐られるとさすがに日が当たり過ぎて生えないだろうと思ったが・・・


    こんな場所でもハナネコノメが居た。ただし、背が低くて葉も小さくずんぐりして見える。


    さらに遡上すると再び樹林帯に入る。ハナネコノメがたくさんだが、ここは5分咲きくらい。


    数はかなりある。


    さらに遡上すると、目の前の岩が白くなっている。


    見事なり、ハナネコノメ。


    沢の中に咲く圧巻のハナネコノメに出会うことが出来た。


    白いハナネコノメ。


    こちらは少しグリーンがかったハナネコノメ。

 予定ではもっと上まで行くはずだったのだが時間が3時を過ぎてタイムアウトとなってしまう。これから夜勤があるので職場に戻らなければならない。今回巡ったのは生育地の半分ほどなので、さらに上流にもハナネコノメの群落があると思われる。機会があればもう一度訪れてみたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の朝霧高原花散策  平成30年3月28日

2018年03月28日 | 花・花・花
 朝霧高原のスミレはまだ咲き出していないが、ここ2年ほど訪れているコガネネコノメが咲く場所のアズマイチゲが咲き始めている頃だと思う。ちょっと立ち寄ってみることにする。


    コガネネコノメは予想通りまだ蕾。


    ヨゴレネコノメソウもまだ蕾。


    アズマイチゲは花が出ているが、気難しいこの花はまだ陽が射さない早朝だと花を開いてくれない。


    まだ咲き始めたばかりといった感じのアズマイチゲ。もっとたくさん咲くはずだ。

 車のガソリンが少なくなってきたので、ガソリンスタンドに立ち寄るついでにキスミレを見に行く。まだ野焼きが行われる前でキスミレを含めて花はほとんど見当たらない。


    ポツンと一輪だけキスミレが咲いていた。


    キスミレ

 さらにもう1ヶ所、まだ咲いていない公算が高いが様子を見に行ってみる。それと、Borg570mmの試し撮りも行ってみたい。


    過去に何度も撮影に来ているが満足に撮れたことが無いベニカヤラン。これはCanon200mmで撮影した画像。


    Borg570mm に変える。Iso640で1/400の高速シャッターで撮る。解像度は今までのレンズの中では一番良さそうだ。


    さらに2倍のエクステンダー装着し1,140㎜の超望遠。


    陽が当たっていて明るいこともあるのだが、今までに無い高解像度の画像が得られた。


    トリーミング画像。葉の紋様から蕾の様子まで繊細に見ることが出来る。

 早春の朝霧高原は花を見るにはまだ早い。あまり収穫は無かったが、Borg570mm の解像度は想定していた以上に良さそうだ。天候に恵まれて花に陽が差し込んでくれれば、今年こそはうまく撮れそうな気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多光芒ダイヤモンド富士ティアラ 朝霧高原もちや付近  平成30年3月28日

2018年03月28日 | ダイヤモンド富士
 久しぶりのティアラ撮影の挑戦である。

 昨年は散々苦労して4月になってから小田貫湿原でようやく撮影に成功した多光芒ダイヤモンド富士ティアラだが、昨年末から本年にかけて難しいと思われていた竜ヶ岳での撮影に成功して以来、軌道の計算がかなり正確に出来るようになり天候さえ恵まれれば高確率で成功するレベルまで達した。この日の富士山は霞がかかってやや白っぽく見えるが、厳冬期の富士山に比べると雪煙が舞わず穏やかに見える。春分の日を過ぎて太陽の出る位置がだいぶ北側に寄り、そろそろ剣ヶ峰の右側の傾斜に太陽を合わせるのには良い角度になってきた。天候さえ良ければティアラ撮影には良い時期になったと言える。

 現地到着はダイヤの15分前で毎度のことながら時間ギリギリである。既にカメラマン2人が三脚を立てて撮影の準備が出来ており、その間に入れてもらう。時計を見ながら10秒前からシャッターを切り始めるが若干時間がズレて20秒後に太陽が現れた。


    Borg570㎜。左から光が出る。


    すぐに右からも出る。


    位置はちょうどぴったり。ティアラ撮影成功。


    雪煙が出なければ霞んでいてもこのくらい光芒が出てくれる。


    Borg200mm。


    多光芒ダイヤモンド富士ティアラ


    今回は意外とあっさり撮影に成功。


    まずまずの輝き。


    数秒で終わってしまう。

 毎度今回のようにうまく行くわけでは無いが、昨年の苦労は何だったのかと思うくらいにあっさりと撮れた。おそらく8分割くらいしていると思うが、霞が無くて空気が澄んでいればもっと分割してくれるかも知れない。5月連休頃に朝霧高原YMCAで撮影が可能になるはずだ。その先のまかいの牧場あたりまでが撮影には好適地だと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする