山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ミゾコウジュ発見! 甲府市積翠寺町 令和3年5月21日

2021年05月21日 | 里に咲く花
 朝は一瞬青空が見えたがその後はずっと小雨が続く日だったが、午後2時を過ぎた頃から雨が上がってきた。うっすらと太陽が見える時もあったのだが、いつまた降り出してもおかしくない空模様である。折角雨が上がったことだし、傘を持って自宅周辺の田んぼや用水路の周辺を探索してみる。先日甲斐市で見つけたのはオオカワヂシャだったようだが、我が家の周辺も同じような環境にあるので、カワヂシャやミゾコウジュが生育していてもおかしくない。変わったカヤツリグサ科の植物も生育しているかも知れない。


    橋の上から川の中を覗き込んでみる。白い花が咲いている。


    オランダガラシのようである。


    田んぼの周辺には良く見かけるが何だか名前を知らない植物がいろいろ生えている。


    葉は鋸歯状だがあまり深く切れ込まない。おそらくカラムシ。


    こちらは葉が深く切れ込むヤブマオであろう。


    茎が赤く、葉の先端は3裂せず尾状に尖る。コアカソだろう。


    クサフジはたくさん群生している。


    スイカズラ。良い臭いがする。


    大型のシダ、ヒメワラビ。


    シンジュガヤに似ているがこれはカヤツリグサ科?それとも別の科の植物?


    カヤツリグサ科の図鑑にはそれらしきものは載っておらず、ネットで調べてみるとイグサ科のクサイという植物のようだ。普通にあるらしい。


    田んぼの近くの湿地に咲いていた黄色い花の群落。キツネノボタンに似ているが花が小さく葉が少ない。


    図鑑で調べてみるとタガラシという植物のようだ。


    その湿地の近くに咲いていたのがこの花。


    今年見てみたいと思って探していたミゾコウジュ。初めて見る花である。


    花はもう終盤のようである。


    数はそれなりにあったが、生育していたのはこの場所だけだった。


    先日見つけて図鑑とネットで再三検討したので、こちらの花は一目でオオカワジシャと分かった。


    花は薄紫色


    葉の辺縁は不明瞭な鋸歯があり、葉には毛が生えていない。

 ミゾコウジュがありそうな池のほとりか湿地を探しに行こうと思っていたのだが、以外にも我が家のすぐ近くに生育していたのは驚きだった。オオカワヂシャは用水路周辺に好んで生育していることが分かってきたが、本命のカワヂシャのほうはどこにあるのだろうか?来年に持ち越しになってしまいそうである。

コメント (2)
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