山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

スジヌマハリイ(カヤツリグサ科)

2021年06月02日 | カヤツリグサ科
 水湿地の砂地に生育する多年草である。茎の高さは30~60㎝、幅は1.5~2㎜で、茎は硬く触れると明瞭な稜がある。茎の下部の鞘はやや厚く、濃褐紫色。小穂の鱗片の先は円く、花柱基部は圧扁平の三角形をしている。果実に付着する刺針状花被片は4本または無く、ヌマハリイは5-6本あることで区別出来る。山梨県では富士五湖周辺に生育している。

 2018年山梨県絶滅危惧ⅠB類 2017年環境省絶滅危惧Ⅱ類


    スジヌマハリイ 令和3年5月 河口湖で撮影


    同上。茎は触れると片側に明瞭な稜があるが、画像では見えにくい。


    令和3年5月 別の日に河口湖で撮影。


    同上

⇒山梨県の絶滅危惧のカヤツリグサ科植物一覧

⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~

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