山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

レンゲツツジ三昧 甘利山 令和3年6月11日

2021年06月13日 | 番外編
 前夜はテレビを見ながらうたた寝をしてしまい、目を覚ましたら未明の3時だった。外に出て空を見上げると星が輝いている。これならば甘利山から富士山が見えるのではないだろうか?まだかなり眠いが来週からは梅雨入りしそうなのでレンゲツツジと富士山を撮影するには今日が最後のチャンスとなるかも知れない。甘利山に行ってみることにするが、表側の道路の県道甘利山線は落石があったらしく工事のため通行止めになっている。裏側の御座石鉱泉側林道を行くが、これが曲がりくねっていて距離が長い。日の出には間に合うだろうと思っていたのだが途中で日が昇り始めてしまう。駐車場に到着すると車が30台以上、たくさん止まっているのに驚いた。しかもほとんどが県外ナンバーである。カメラマンはみなさん泊まり込んで撮影に臨んでいるのだろうか?


    レンゲツツジはほぼ満開の見頃。


    霞んでいるが富士山が姿を現している。


    たくさん居るカメラマンの間を縫って三脚を立てて撮影する。


    コメガヤとレンゲツツジ


    こんな霞んだ富士山もこの季節らしくて良い。


    レンゲツツジも見ごろ。


    良い景色を堪能する。


    ダケカンバと富士山


    しかし、レンゲツツジの花付きがいまひとつ少ないのは残念である。


    冬場の雨が少なかったのが影響しているかも知れない。


    黄色い花が混じっていた。


    黄色いレンゲツツジと千頭星山


    甘利山のレンゲツツジ


    たっぷりと楽しませていただきました。


    結実したヒメスゲ


    ツマトリソウ群生


    キンポウゲが満開

 そのうち撮ってやりたいと思っていた甘利山のレンゲツツジと富士山、今年はいちばん良い日に訪問出来たのではないかと思う。

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カイジンドウとフナバラソウ 令和3年6月10日

2021年06月13日 | 山に咲く花
 そろそろ行きつけの草原ではカイジンドウやフナバラソウが咲いている頃だと思う。新しい花の情報も仲間からいただいたことだし、見に行ってみることにする。


    植林帯の樹林の下ではこの花が見ごろを迎えていた。


    コアツモリソウ


    クモキリソウはまだ蕾だった。


    咲き始めたばかりのカイジンドウ。冬の雨が少なかったためか、今年は大株が見当たらない。


    満開のこの花


    フナバラソウ


    赤紫色の地味な花。蟻がたくさんたかっている。


    コウヤワラビが生えていた。

 さて、新しく見つかった花はさほど難しい場所に咲いているわけでは無いはずだが、いくら探しても見つからない。花仲間2人に電話して場所を確認するが、何度往復しても見つからない。あきらめて帰ろうとしたときに、別のところにそれと思わしき踏み跡を発見した。辿ってみるとあっさりとその花が現れた。探し場所を間違えていたようである。


    本日見たかったのがこの花。


    サワルリソウ。沢の周辺に生育しているのかと思っていたが、これは林の中に生えていた。


    初めての出合い、サワルリソウ。地味に美しい花である。

 森の中が暗くなってきた6時少し前になってやっと本日の一番の目的だったサワルリソウに出会えた。探し場所を間違えてやや広範囲にこの森の中をさまよったが、咲いているのはこの1ヶ所しか発見出来なかった。花仲間に感謝したい。

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