出張で富士河口湖町にやって来た。前日の冷たい雨は富士山では雪だったようで、6月だというのにまた富士山が白くなっている。午後まで天気が持つことを願っていたのだが、お昼前には雲の中に隠れてしまった。午前中に仕事は終わり、2週間ほど前にも一度訪問している山中湖を再訪してみる。前回はまだ咲いていなかったコキツネノボタンがそろそろ咲いている頃であろう。
見ごろになっていたコキツネノボタン
キツネノボタン(右)とコキツネノボタン(左)が並んで咲いている。コキツネノボタンは葉の幅が狭い。
キツネノボタンの瘦果は球形で突起が長い。
コキツネノボタンの瘦果は楕円形で突起は短め。
コキツネノボタンの花
コキツネノボタンの瘦果
コキツネノボタンの茎には毛が多い。
小型のものが多いが、数は結構あった。
しかし、生育している場所は限られていた。
カヤツリグサ科の植物も見て回る。これはヤガミスゲ。群生ししばし大株を形成する。
ヤガミスゲの花序。柄の無い小穂を多数付ける。
アゼナルコ(右)とヤガミスゲ(左)。いずれも普通に生えている。
スジヌマハリイは成長してだいぶ背が高くなっていた。茎の一方に稜があるのが特徴で、茎を触ると容易に判別出来る。
たぶんオニナルコスゲ
雌小穂を良く見てみると鱗片が茶色い。オニナルコスゲで間違いないと思う。
やっと見つかったカヤツリスゲ。小型で数が少ない。
コキツネノボタンを観察していたらその脇に少し大きめのカヤツリスゲが生えていた。
カヤツリスゲ。山中湖で昨年から探していたが、ようやく出会うことが出来た。ジョウロウスゲは見つからない。
湖畔に生えている(植えてある)樹木も見て回る。これは前回も見たフジサンシキウツギと思わしき花。萼の周辺に毛が生えている。
サンショウバラ。既に散り気味である。
サンショウバラの花。大きくて美しい。
昨日の美ヶ森界隈にも同じような花が咲いていた。
雄しべが長くて華やかである。たぶんサワフタギだと思う。夏から秋ごろに青い実が確認出来れば確実であろう。
あちらこちらで普通に見かけるこの樹。やや高いところに多いようである。
実がたくさん付いている。
これはケヤマハンノキと思われる。八ヶ岳でもたくさん見かけた。
赤い実がたくさん付いている。実の翼を拡大して見てみると広いV字型に開いており、オオモミジではないかと思う。イロハモミジは翼がほぼ水平に開く。
午後5時を過ぎるといよいよ小雨が降り出してしまった。もう1ヶ所、田んぼの中にある湿地を訪れたかったのだが行けるかどうか?現地近くまで車で移動すると少し小降りになってきたので傘を差して観察に行ってみる。
タコノアシの若い葉
ミソハギという植物を探しているのだが、こんな感じではないかと思う。
拡大して見てみると、これは葉に鋸歯がある。探し物のミソハギでは無さそうである。花が咲くのを待とう。
見ておきたかったのは用水路の底に生えているこの水草。水面が反射して良く見えない。
用水路の蓋の下で反射しないところを狙ってみる。
葉が細い。イトモではないかと期待しているのだが全く確信は持てず。花が咲くのを確認したら、1本引き抜いて観察してみたいと思う。
水草の仲間もまだほとんど手付かずの状態である。分かるのはバイカモくらいだろうか。水の中でゆらゆらと揺れている水草を見極めるのはきわめて難しいように思える。
見ごろになっていたコキツネノボタン
キツネノボタン(右)とコキツネノボタン(左)が並んで咲いている。コキツネノボタンは葉の幅が狭い。
キツネノボタンの瘦果は球形で突起が長い。
コキツネノボタンの瘦果は楕円形で突起は短め。
コキツネノボタンの花
コキツネノボタンの瘦果
コキツネノボタンの茎には毛が多い。
小型のものが多いが、数は結構あった。
しかし、生育している場所は限られていた。
カヤツリグサ科の植物も見て回る。これはヤガミスゲ。群生ししばし大株を形成する。
ヤガミスゲの花序。柄の無い小穂を多数付ける。
アゼナルコ(右)とヤガミスゲ(左)。いずれも普通に生えている。
スジヌマハリイは成長してだいぶ背が高くなっていた。茎の一方に稜があるのが特徴で、茎を触ると容易に判別出来る。
たぶんオニナルコスゲ
雌小穂を良く見てみると鱗片が茶色い。オニナルコスゲで間違いないと思う。
やっと見つかったカヤツリスゲ。小型で数が少ない。
コキツネノボタンを観察していたらその脇に少し大きめのカヤツリスゲが生えていた。
カヤツリスゲ。山中湖で昨年から探していたが、ようやく出会うことが出来た。ジョウロウスゲは見つからない。
湖畔に生えている(植えてある)樹木も見て回る。これは前回も見たフジサンシキウツギと思わしき花。萼の周辺に毛が生えている。
サンショウバラ。既に散り気味である。
サンショウバラの花。大きくて美しい。
昨日の美ヶ森界隈にも同じような花が咲いていた。
雄しべが長くて華やかである。たぶんサワフタギだと思う。夏から秋ごろに青い実が確認出来れば確実であろう。
あちらこちらで普通に見かけるこの樹。やや高いところに多いようである。
実がたくさん付いている。
これはケヤマハンノキと思われる。八ヶ岳でもたくさん見かけた。
赤い実がたくさん付いている。実の翼を拡大して見てみると広いV字型に開いており、オオモミジではないかと思う。イロハモミジは翼がほぼ水平に開く。
午後5時を過ぎるといよいよ小雨が降り出してしまった。もう1ヶ所、田んぼの中にある湿地を訪れたかったのだが行けるかどうか?現地近くまで車で移動すると少し小降りになってきたので傘を差して観察に行ってみる。
タコノアシの若い葉
ミソハギという植物を探しているのだが、こんな感じではないかと思う。
拡大して見てみると、これは葉に鋸歯がある。探し物のミソハギでは無さそうである。花が咲くのを待とう。
見ておきたかったのは用水路の底に生えているこの水草。水面が反射して良く見えない。
用水路の蓋の下で反射しないところを狙ってみる。
葉が細い。イトモではないかと期待しているのだが全く確信は持てず。花が咲くのを確認したら、1本引き抜いて観察してみたいと思う。
水草の仲間もまだほとんど手付かずの状態である。分かるのはバイカモくらいだろうか。水の中でゆらゆらと揺れている水草を見極めるのはきわめて難しいように思える。