おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

今時の結婚披露宴

2010-11-28 20:53:39 | つぶやき
 久々に縁があって、結婚披露宴に出席しました。略礼服に身を包み、最近は葬式続きで黒のネクタイばかり。今日は久々の白ネクタイ。東京メトロ・江戸川橋駅から坂道をあえぎあえぎ上り詰めた椿山荘。ここも久々。なかなか由緒ある会場ですね。
 それなりのご祝儀を用意して(後で聞いたら他の人間も同額だった。一安心)、年寄りは身内の方々と小生ぐらい。あとは若い方々ばかり。着物姿もほとんどなくて、たしかに明るく華やかな宴の世界。でも、開宴が12時半でなんと4時まで。実に大ロングランの宴席でした。ま、結婚披露宴だから許されますか。
 乾杯の発声が、小さな子ども。ここから意外な展開が待っていました。主賓が両者の恩師。インタビューであれこれ。先生というのは、もともと大の話し好き。長いこと、長いこと。もう流れを全然読まないで話していました。
 それからは、食事タイム。適当に飲んで話して、おいしい食事を食べて・・・。
 そして、余興タイム。高校時代の友人やらお互いに関係者が出てきて、お祝いの言葉や歌の披露。そして、ビデオで結婚式の風景。教会のようでしたが、それも実にアットホームで和気藹々な内容。この辺りからどうも年寄りにはついて行けなくなりました。
 新郎の高校時代の先輩が挨拶に出てからは、もうはちゃめちゃ。なにしろ、よく見ると、新郎の脇にはパソコン。映像一切を彼が操作しているのです。高校時代の怪しげな組織の活動を写真を交えて紹介。いったい何なの?
 司会者はクリスチャンで、開式の言葉で「アーメン」を唱え(閉式の時にも)、当人は右翼の活動家? もうこの辺りで、出席者の氏素性がほとんど不明確。
 おきまりの子どもの頃から今までの生育歴と出会いのスライド。ま、よくあるパターン。ちょっとくどいくらいでしたが。またまた新郎新婦交えての歌があり、踊りがあり・・・。デザートも出て、コーヒーも飲んで、引き出物も頂いてではそろそろお開きかと思いきやここからまた長かった!まだ挨拶やら歌やら・・・。
 またまた子どもの頃からのスライドが出てきて(さっきと重複、重複!)やっと両親と並んで挨拶ということに。新郎の挨拶もユニーク。どうもまだ正業に就いていない。弟もそんな感じ(3兄弟で一人だけが正社員)。それを延々と、堂々と言ってのけた。新郎側の父、すかさず「育て方を間違えました」と。花嫁側の両親は眼が点になってしまい、うつむいたまま。
 最後はハグ。新郎の父はその時は大感激。・・・。「アーメン」だとか。
 会場の外は、すばらしい庭園。そこかしこで、団欒や記念撮影が繰り広げられていました。我々は、さっさと高田馬場駅近くの2次会に。相乗りのタクシーで途中、都内一番の急坂「目白坂」を下って行きました。
椿山荘は、でも素敵です。
 
コメント
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