おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

目処・目途・めど・メド、果たして・・・

2011-06-03 22:27:01 | つぶやき
ある派閥領袖「顔に泥、何もかもぶちこわしだ」(読売新聞) - goo ニュース
 「大山鳴動して鼠一匹」。
「大震災への取り組みに一定のメドがついた段階で、若い世代に責任を引き継いでいきたい」(讀賣新聞)
「震災対応に一定のめどがついた段階で辞任する意向を表明し」(朝日新聞)ただし、大見出しでは、「メド」。
「菅総理大臣は、党の代議士会で、東日本大震災からの復旧・復興や東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束に一定のめどが立った段階で、退陣する意向を明らかにしました。」(NHKニュース) 
もくとが付いたら・・・」自民党・石原さんの賛成討論での発言。ただし、どういう漢字かは不明。
 これでは、メド一つとってもメドが立たないですね。

めど 【目処
大辞林によると
目あて。目標。見当。「仕事の―が立つ」
――が付く
見通しがはっきりする。予測がつく。
――を付ける
見当をつける。目星をつける。
広辞苑によると
目指すところ。めあて。だいたいの見当。目標。「―がつく」「―が立たない

もくと 【目途
大辞林によると
めあて。見込み。
もくと 【目途】
広辞苑によると
(1)めあて。目的。
「蓄財の―は/文明論之概略(諭吉)」
(2)目標。めど。「来年完成を―に工事を急ぐ」

結論めいたもの。
 どちらも意味には大きな差がないようですが、話し言葉では、【目処】めど は、良く使いますが、【目途】もくと、とは云わないですね。(以上、Okwave)
 いずれにしても、鼠二匹のうちの一人、内閣不信任決議案に賛成票を投じた横粂勝仁衆院議員。国会内で、「菅さんが替わるべきだという賛同者があれだけいながら、結果として、少数の方しか賛成に投じない。それは裏に何があったか、国民は不思議に思っているし、私も不思議だなと。・・・」
 そして、もう一人、松木さん。TV中継中(それも石原さんの発言画面そっちのけでTVカメラに映されていました。)いろんな議員がやってきては肩を叩いたり、手を握ったり・・・、本人は笑ったり眼鏡を拭いたり顔を拭いたり・・・、もうその仕草が面白かった。そのあげく(説得の甲斐もなく)賛成票を投じたのでした。
 あてのはずれた「産経新聞」は、
「首相は1日の党首討論で、今年末までを視野に今国会を大幅に会期延長する考えを示唆した。首相が2次補正成立までその座にとどまるならば、まだ半年以上ある。不信任決議案は慣例上、一国会に一回しか採決できない。首相が『自発的に辞任』するまで、日本の政治的危機を解消する手立ては失われた。」と悔し紛れの論評。
 それにしても、自民党の領袖のコメント「顔に泥」。被災地では多くの方が津波でやられ、泥だらけの状態で遺体が発見されたり、危うく命が救われた方もいるのに、こういう言い方はないと思いますが。
紙芝居でも、もっと面白い。でも、観客は若い女性一人でした。浅草・花屋敷前。
コメント
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