「三枚橋」を渡って、「旧道」へ。
「三枚橋」。遠くに見えるのが、「箱根湯本」駅。
曲がりくねった上り道。上り下りの車も多く、またサイクリングの人たちも勢いよく下りてくる人、あえぎあえぎこぎながら上る人、・・・歩いている人はほとんどいません。道も狭く、カーブもあり、きょろきょろして歩くのには要注意。
この先には「コンビニ」。上り下りのツーリングの人達が小休止中。
「下宿」。
旧道には、「下宿」「中宿」「台の茶屋」とかつての賑わいを見せる地名が残っています。現在は、温泉宿が並び、街道筋らしい落ち着いて、ひなびた雰囲気を醸し出しています。近代的なホテルの建て物もそうした景観を考慮している感じ。
まだゆるやかだが、ひたすら上りが続く。振り返る。
「早雲寺」前。
「早雲寺」は、1521年(大永元年)、北条早雲(伊勢盛時)の遺言により北条氏綱が創建した臨済宗大徳寺派の寺院。開山は大徳寺八十三世の以天宗清。
本尊は釈迦三尊仏(室町時代)。
小田原北条氏の菩提寺として栄え、1542年(天文11年)には後奈良天皇の勅願寺となったが、1590年(天正18年)の豊臣秀吉の小田原攻めの際、秀吉軍の本陣が置かれ、石垣山の一夜城が完成すると焼き払われた。
その後、1627年(寛永4年)、十七世菊径宗存によって再建されている。
「惣門」。
早雲寺を過ぎて、ゆるやかな上り坂の道はS字カーブとなる。

湯本中宿。
来た道を振り返る。
祠。
曲がりながら上っていく。
「箱根街道一里塚跡」碑。日本橋から22番目の一里塚。本来の場所は少し前方に行ったところにあったらしい。
「台の茶屋」。
湯本茶屋の集落を過ぎ、右斜めへ下る道を下ると石畳の道となります。この道は約300mほどで県道に合流するが、箱根路に入り初めて旧東海道の石畳道を歩けるところ。

国指定史跡 箱根旧街道入口
江戸幕府は延宝8年(1680)に箱根旧街道に石を敷き、舗装をした。この先から約255メートルはその面影を残してあり、国の史跡に指定されている。
この道は県道に通じ、元箱根方面への近道となる。
昭和50年3月25日 箱根町教育委員会

見た目以上に木々に覆われ、明るさが不足し、思ったよりも携帯では写真が撮りにくかった。
小さな沢に架かる橋が「猿橋」。そのそばにネコがこちらをじっと。


足下は石畳(歩きにくいことは歩きにくいが)ですが、右手はフェンスで木の間越しにホテルの裏手とあまり情緒のない石畳道。正直なところ、「案内板」がなければ歴史を感じる道ではないように思います。この先、もっと「らしい」道が登場することを期待して。
眼下にホテルが広がっています。

舗装道路に合流。いよいよ本格的な上り道。今回はここまで。
次回は「箱根峠」へ。といっても、なかなか来られそうもない。

曲がりくねった上り道。上り下りの車も多く、またサイクリングの人たちも勢いよく下りてくる人、あえぎあえぎこぎながら上る人、・・・歩いている人はほとんどいません。道も狭く、カーブもあり、きょろきょろして歩くのには要注意。


旧道には、「下宿」「中宿」「台の茶屋」とかつての賑わいを見せる地名が残っています。現在は、温泉宿が並び、街道筋らしい落ち着いて、ひなびた雰囲気を醸し出しています。近代的なホテルの建て物もそうした景観を考慮している感じ。

「早雲寺」前。

「早雲寺」は、1521年(大永元年)、北条早雲(伊勢盛時)の遺言により北条氏綱が創建した臨済宗大徳寺派の寺院。開山は大徳寺八十三世の以天宗清。
本尊は釈迦三尊仏(室町時代)。
小田原北条氏の菩提寺として栄え、1542年(天文11年)には後奈良天皇の勅願寺となったが、1590年(天正18年)の豊臣秀吉の小田原攻めの際、秀吉軍の本陣が置かれ、石垣山の一夜城が完成すると焼き払われた。
その後、1627年(寛永4年)、十七世菊径宗存によって再建されている。


早雲寺を過ぎて、ゆるやかな上り坂の道はS字カーブとなる。



湯本中宿。





湯本茶屋の集落を過ぎ、右斜めへ下る道を下ると石畳の道となります。この道は約300mほどで県道に合流するが、箱根路に入り初めて旧東海道の石畳道を歩けるところ。


国指定史跡 箱根旧街道入口
江戸幕府は延宝8年(1680)に箱根旧街道に石を敷き、舗装をした。この先から約255メートルはその面影を残してあり、国の史跡に指定されている。
この道は県道に通じ、元箱根方面への近道となる。
昭和50年3月25日 箱根町教育委員会


見た目以上に木々に覆われ、明るさが不足し、思ったよりも携帯では写真が撮りにくかった。
小さな沢に架かる橋が「猿橋」。そのそばにネコがこちらをじっと。




足下は石畳(歩きにくいことは歩きにくいが)ですが、右手はフェンスで木の間越しにホテルの裏手とあまり情緒のない石畳道。正直なところ、「案内板」がなければ歴史を感じる道ではないように思います。この先、もっと「らしい」道が登場することを期待して。
眼下にホテルが広がっています。



次回は「箱根峠」へ。といっても、なかなか来られそうもない。