Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

汝らの中、罪なき者まづ石を擲て

2007年04月03日 21時50分35秒 | Weblog
「生き方すべてを否定したわけではない。罪を償い、能力を生かして再出発してほしい」。(西日本新聞)
 東京地裁の小坂敏幸裁判長が判決後、説諭したとの記事に「やっぱり」と思った。・・・彼の特色は説諭。法廷で被告に切々と言い聞かせる場面が度々あった。暴力団をなぜ脱けられないのか。どうして犯罪を繰り返すのか。「琴線に触れる審理が大切」が持論だった。有罪無罪、量刑を決めるだけでなく、被告にいかに悔い改めさせるかも司法の役割。人間味あふれる法廷があってもいい。

 刑事裁判における裁判長の「説諭」は、バーディーが最も嫌いな瞬間の一つである。それに比べると、上記のイエスの言葉は何という洞察に満ちたものだろう!
 罪なき人間などいない。そもそも、他の生物を食(殺傷)しなければ生きていけないわけである。イエスは、悪人を改善することに関心がなかったと思うし、そんなことなどそもそも出来やしないのである。
他人と過去は変えることができない」(出所不明)
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする