Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ガイドブックに載らない理由

2022年01月23日 06時30分52秒 | Weblog
大野山ハイキングコース
 「牧歌的な情緒があふれている大野山は家族連れやこどもたちに人気のハイキングコースとなっています。

 絶好の眺望を誇る「富士見トレイル」の一つで、コースもよく整備されているのだが、なぜかJTBパブリッシングやブルーガイドなどのメジャーなガイドブックには載っていない(ちなにに、手元にあるものだと、「首都圏発 絶景トレッキング ベスト24」にだけ載っている、)。
 だが、スタートした駅(谷峨)とゴールの駅(山北)を見れば、なんとなくその理由が分かるような気がした。
 御殿場線のエリアは、どうやら、鉄道事業者から「冷遇」と言ってよい待遇を受けているようなのだ。

JR民営化30年<下> 「分断」の御殿場線
 「山北町の東山北駅には数年前まで、古いくみ取り式のトイレがあった。県立山北高校の最寄り駅で通学生も多いことから、町は水洗式に改善するようJR東海に求めたという。
 同社の“回答”は、トイレ自体を撤去することだった。1時間に1、2本の路線で列車待ちの間にトイレがなくては不便だからと、町は建設費を全額負担して駅近くに公衆トイレを新設せざるを得なかった。


 キオスクがないというのは分からぬでもないが、ICカードが使えない(但し、この記事の後2019年にTOICAを導入)、トイレ撤去などというのは、ちょっと考えられない。
 他方において、「政治駅」問題もあるのだから、何だかやりきれない。
コメント
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