Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

兄弟逮捕

2022年09月13日 06時30分13秒 | Weblog
五輪汚職「高橋治之容疑者」の実弟は資産1兆円のバブル紳士 棺の中に“あんぱん4つ”の哀しさ
 「世田谷に豪邸を構え、外出にはマイバッハを使う金満ぶりは知られたところだが、そんな高橋容疑者を凌駕する大富豪として、バブル期に名を馳せたのが彼の弟・高橋治則氏だった。リゾート開発で財を成し、一時は“1兆円の資産を持つ男”と称されながら、バブル崩壊後に背任容疑で逮捕された治則氏。輝かしい栄光からの転落劇は、まさに兄の置かれた現状を彷彿とさせる。
 「イ社のメインバンクは日本長期信用銀行(長銀)。結果的に同社の運命を翻弄するのだが、これは高橋の出自と無関係ではない。
 高橋は45年、長崎県平戸で2人兄弟の次男として生まれた。イ社の元役員B氏はこう明かす。
 「高橋の母親の叔父が、元長銀頭取の浜口巌根氏の妹と結婚していたのです。しかも巌根氏はライオン宰相の異名をとった浜口雄幸元首相の子息でした」


 なるほど、どこかで見聞きしたことのある顔・名前だと思っていたら、かの有名なバブル紳士の兄だったのか?
 これで、高橋義治氏の長男・次男がそろって逮捕されたことになるが、これは、日本の政界や財界における信用崩壊を象徴するような出来事に思える。
 つまり、イエとイエ(ここでは高橋・北田家と浜口家や岩澤家など)との間の、婚姻によって媒介されたネットワークを基盤として、カイシャとカイシャとの間で échange を繰り広げ、”組織存続・拡大”を図るという、日本ではお馴染みの思考・行動の行き着いた果てが、「逮捕」だったということなのだ。
 ところで、「イ・アイ・イ」という言葉で思い出すのは、大学時代、ある会社の採用担当者から「君が●●銀行に入ったとして、大学の先輩でもある上司から、『イ・アイ・イ・インターナショナルに融資しろ』と命じられたら、君はもちろんそれに従うよな?」と質問されたことである(芸術家への失望)。
 仮に、担当者がこのカイシャへの融資を拒否していたとすれば、おそらく有力なOBなどから圧力がかかり、左遷されていたことだろう。
 そんな時代から、今も状況は余り変わっていないように思えてしまうのである。
 
コメント
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