森喜朗・組織委会長が「講談社は絶対認めない」 KADOKAWAのライバル社を排除《音声》
「元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、次のように指摘する。
「森氏に金銭が渡っていなくても、高橋容疑者がKADOKAWAから賄賂を受け取っていることを分かった上で、講談社にスポンサー契約を辞退するよう迫っていた場合、収賄の共犯になる可能性があります。恣意的な思惑で辞退を強く迫った場合は、業務妨害罪に抵触しかねません。いずれにしても、みなし公務員である組織委会長には、極めて高い公平性、公益性が求められます」」
政治家というものは、例えば賄賂を要求する場合でも、ストレートな言い方はしないものである。
複数の解釈が出来る多義的な言葉を使うのが常であり、それが彼ら/彼女らの保身術の一つなのである。
その意味からは、森氏の(講談社をスポンサーにすることは)『絶対認めない』という発言は、この不文律を冒したものということが出来る。
この発言については録音記録があるそうだが、重要なのは、2017年5月の赤坂・高級料亭での密談(五輪汚職、森喜朗氏に迫る特捜部 角川歴彦会長らとの赤坂・高級料亭での密談全容)でのやり取りだろう。
ここでの森氏の発言が、講談社の”辞退”を求めるところにあるのは明らかだが、具体的な発言内容いかんでは、強要とまでは言えない、よって業務妨害罪には問えず、講談社側の「忖度」があったにとどまるという評価もあり得るだろう。
さて、この密談の録音記録は存在するのだろうか?
「元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士は、次のように指摘する。
「森氏に金銭が渡っていなくても、高橋容疑者がKADOKAWAから賄賂を受け取っていることを分かった上で、講談社にスポンサー契約を辞退するよう迫っていた場合、収賄の共犯になる可能性があります。恣意的な思惑で辞退を強く迫った場合は、業務妨害罪に抵触しかねません。いずれにしても、みなし公務員である組織委会長には、極めて高い公平性、公益性が求められます」」
政治家というものは、例えば賄賂を要求する場合でも、ストレートな言い方はしないものである。
複数の解釈が出来る多義的な言葉を使うのが常であり、それが彼ら/彼女らの保身術の一つなのである。
その意味からは、森氏の(講談社をスポンサーにすることは)『絶対認めない』という発言は、この不文律を冒したものということが出来る。
この発言については録音記録があるそうだが、重要なのは、2017年5月の赤坂・高級料亭での密談(五輪汚職、森喜朗氏に迫る特捜部 角川歴彦会長らとの赤坂・高級料亭での密談全容)でのやり取りだろう。
ここでの森氏の発言が、講談社の”辞退”を求めるところにあるのは明らかだが、具体的な発言内容いかんでは、強要とまでは言えない、よって業務妨害罪には問えず、講談社側の「忖度」があったにとどまるという評価もあり得るだろう。
さて、この密談の録音記録は存在するのだろうか?